要請番号(JL22418A33)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画開発省
2)配属機関名(日本語)
開発協会(APEDI)
NGO
3)任地( サンティアゴ県サンティアゴ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1961年に設立されたNGOで、企業や専門家からなる68の会員により運営されており、ドミニカ共和国の持続的な開発に貢献するため、様々なプロジェクトやイベント等を企画・実施・支援している。現在、水源域の環境修復プログラム(水源域の住民を巻き込み、同地域の生態系の修復を試行)、ヤケデルノルテ川の流域環境修復プログラム、水資源の利用効率改善プログラム、サンティアゴ中央公園(空港跡地)の活用プログラムなどの活動を推進している。現在ドイツのNGO「ECO SELVA」からボランティア受入有。年間予算は約44万USドル。
www.apedi.do
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の戦略的目標の一つである「水の保全」に関わる「水源域の環境修復プログラム」は、サンティアゴ北部の山岳地域の水源域を主な対象地域としている。同地域はかつてコーヒー畑が広がる森林資源の豊かな地域だったが、収益性の低下によりコーヒー栽培が衰退したため、現在は牧畜と琥珀採掘が主な産業となっている。放棄されたコーヒー畑が牧草地や琥珀採掘場に変わったため、その影響により水源域の環境維持が困難な状況となっている。同プログラムでは、同地域の動植物や土壌の保全、自然環境を保全する住民組織の強化を行い、水源域の環境修復を試みている。現在の活動内容や進め方を改善するため、同課題の解決に取り組んだ経験を持った環境分野の技術者の支援を求めており、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
チームの一人としてメンバーと共に以下の活動を行う。
1)水源域の環境の修復活動について、チームの活動を評価し、技術的な助言を行う。
2)水源域の現状を調査し、水量や水質改善など環境修復のための具体的な方法を提案する。
3)水の保全に関わる配属先のプロジェクトを評価し、管理・推進方法について助言する。
4)住民ボランティアと行う水源域の川及び周辺環境の改善・保全活動を支援する。
サンティアゴ市内のオフィスワーク、サンティアゴ県及び周辺県の水源域でのフィールドワークを想定しています。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、パソコン等の一般事務機器、カメラ等
4)配属先同僚及び活動対象者
・社会開発プロジェクトコーディネーター、女性
・チームリーダー、技術者(農学)、60代男性、農業や林業のプロジェクトでの経験30年
・他チームメンバー5名(院卒・大卒)
・活動地域の住民
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)環境科学 備考:理論的な専門知識も必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく活動が不可欠のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
インターネット・電気・水道などのインフラサービスは一応あるが、常時安定しているわけではない。