2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22418A39)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画開発省

2)配属機関名(日本語)

サルセド地域開発技術事務所 (活動先: ミゲル・カネラ・ラサロ中等高等科学学校)
NGO

3)任地( エルマナス・ミラバル県サルセド市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先であるサルセド地域開発事務所は、エルマナス・ミラバル県の地域開発を技術面から支援することを意図し、1991年に設立された非営利団体。環境、教育、文化、ジェンダー、社会的包摂性の5つの面から、技術支援、及び支援の橋渡しを実施。常に参加型の地域密着型、地域の特性を活かした発展を目指すことを理念としている。活動のひとつとして、ミゲル・カネラ・ラサロ中等高等科学学校への外国人教師や外国人ボランティアの受入支援を行っている。同校は全生徒数約320名、7-12年生(13-18歳)の学生が学ぶ公立校。20-30名/クラス。教員数は約40名(うち外国人17名)。2012年創立。

【要請概要】

1)要請理由・背景

活動先は、国内初の科学・数学・技術・語学に特化した公立中等高等学校。活動先では、効果的な教育・教授法を取り入れるため、外国人教員と現地教員がペアを組んで授業の計画・実施を行っている。しかしながら、物理・化学・数学の科目、特に物理学においては適切な指導教員がおらず、現地教員の質の向上が思うように進んでいない。これらのことから、活動先は日本の科学分野における優位性を踏まえ、本要請に至った。
なお活動先は、毎年10-15名の外国人ボランティア(米国、ドイツ、韓国、イタリア、ブラジルなど)を受け入れている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

以下1-3を活動先の同僚教員と共に行う。
1. 物理学の指導を強化する。
2. 主に物理学科の教員に対し、実際の授業を通して、その指導能力向上のための助言・支援を行う。
3. その他、物理学科の教員に対し、活動全般の支援・助言を行う(必要に応じ課外授業も企画する)。
以下4-5を、ボランティアが可能であれば行う。
4. 選択科目(他の科学科目、スポーツ、芸術)の中で支援でできるものについて、当該科目教員を支援する。
5. 配属先が管轄する他の団体とともに地域開発プロジェクトに参加する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

金属球、秤、時計、おもり、ルーペ、顕微鏡等。全て他の科目(生物科や建築科など)との共同利用。現在、物理実験にはリサイクル資材等も活用。電気仕掛けの実習機材や物理実験室はない。

4)配属先同僚及び活動対象者

物理学教員1名、化学教員1名、生物学教員2名、
数学教員5名(内、イタリア人教員1名、スペイン人教員1名)

学歴: 大卒
経験: 本中等高等学校の勤務歴、数年程度

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:A)又はスペイン語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(中・高教員(理科))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:経験に基づく指導が不可欠

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34 ℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

活動上、自転車を使う可能性あり。インターネット・電気・水道などのインフラサービスは一応あるが、常時安定しているわけではない。