要請番号(JL22419B15)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画開発省
2)配属機関名(日本語)
サントドミンゴ工科大学
3)任地( サントドミンゴ特別区 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先となるサントドミンゴ工科大学は、科学技術を活用し、社会の持続的な発展に貢献することを目的として、1972年に創設された大学である。創設以来、大学が担うべき最も重要な3つの役割(教育・研究・社会貢献)を担い、同国社会・労働市場にとって、価値ある、将来が期待される卒業生を輩出し続けている。学問領域は5つ(工学、健康科学・医学・薬学、経済・商業、社会・人文科学、基礎・環境科学の課程)。大学の職員数は約1,100名(内500名が教職員)。学生は約6,000名、約8割が学部生、残りが大学院生である(ソフトウェア工学課程の学生は約200名)。年間予算は約24百万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
高度情報化社会が進展するにつれ、同国でもコンピューターシステムやソフトウェアに対する依存度が高まり、ソフトウェアのライフサイクル(ソフトウェア開発の企画・開発から利用終了・移行まで一連の工程)に対して、ソフトウェア工学に基づいて管理ができる技術者に対するニーズが高まっている。配属先は、ソフトウェア工学、コンピューターサイエンス、情報システム等を学んだ学生や社会人らに対してより高度なソフトウェア工学を学ぶ機会を提供したいと考え、より適切な修士課程を設けるべく、同分野において先駆的な国の一つである日本に対して、ソフトウェア工学の修士課程の立ち上げ・改善を支援するボランティアを要請するに至った。同国の大学教育において、ソフトウェア工学は比較的新しい分野であり、配属先は先駆的な大学であり、ソフトウェア工学の学士課程を提供している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の教育コーディネーター、教員らと協力して、以下の活動を行う。
1. ソフトウェア工学の修士課程の開設・開設後の改善を支援する。
2. 同課程のカリキュラム(ソフトウェアアーキテクチャ、人工知能、クラウドコンピューティング、分散システム、データマイニング、構成管理、CASEツール、事例研究等)の作成・改善を支援する。
3. 同課程の教員の教員要件(必須経験、知識、資格等)の作成・改善を支援する。
4. 同課程のカリキュラムを提供するために必要となる機材、ソフトウェアライセンスの調達(調査、選定等)を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
オフィススペース、一般事務用品(椅子、机、パソコン、電話、プリンター、プロジェクター、コピー機等)
4)配属先同僚及び活動対象者
工学部長、責任者、男性
ソフトウェア工学課程のコーディネーター、修士(プロジェクト管理)、女性、40代、経験10年(主なカウンターパート)
ソフトウエア工学部、システム工学部、電気工学部の教員5名、他課程のコーディネーターら
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士) 備考:同僚と同程度の学識が必要
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく指導・助言が必要
[参考情報]:
・ソフトウェア工学関連の学歴
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ソフトウェア開発の方法論やプロジェクト管理に関する知識・経験が求められている。