要請番号(JL22419B19)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画開発省
2)配属機関名(日本語)
プロナチュラ基金
NGO
3)任地( サントドミンゴ特別区 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
市民や地域社会、公共・国際機関と協力し、自然・環境の保全とそれらの合理的な利用を通じて、国の持続可能な発展に寄与することを目的として1990年に設立されたNGO。その目的の下、政策への提言やプロジェクト等を企画・実施している。また、海外の関係団体The Nature Conservancyとは、技術や資金支援、データベース作成に向けた経験や情報交換を行っている。あわせて、生物多様性や自然資源の適切な維持管理のための研修を実施。エコシステムや種の持続可能な利用方法を目指すための研究も実施している。年間予算は約25万6千米ドル。2019年6月末まででコミュニティ開発の協力隊員が活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
首都の水源であるハイナ・ドゥエイ流域は、不適切な農業により土壌劣化が進んでいる。配属先は行政の意向を受け、参加型活動を通じて地域住民93家族の意識改革を行い、これまでに121ヘクタールの土地を改善した。意識改革は、適切な農業手法の導入と、産品の付加価値化、貯蓄等など様々な方法を取り入れている。また、アナログフォレストリー(アグロフォレストリーよりも、森林回復に力点を置いている)により、水源流域保全のために森林を増やすと同時に、カカオや果物を植え生産・収入を向上させている。現在、食の安全支援や生物多様性の保護、コミュニティの持続性強化に向けて、こうした産品の商品化や販売の強化を検討しているが、前任隊員の活動を継続し、更に市場調査を進めて収入向上を支援するため、当要請が挙がった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先が支援するコミュニティを同僚と一緒に訪問し以下の活動を行う。
-住民に対し、地元の自然資源維持管理の重要性について理解促進を図る。
-貯蓄・養蜂・アナログフォレストリーなど実施中のプロジェクトが円滑に進むよう支援する。
-上記プロジェクトから生まれる商品の商品化や売り方等について同僚に提案し、同僚と共にコミュニティに提案する。
-配属先が支援するコミュニティに関し、上記のプログラムの他にもエコツーリズム、農業ツーリズム、一村一品の可能性について、配属先と検討する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机、コンピュータ
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長 60代男性
カウンターパート 60代男性 天然資源修士
その他職員3名
コミュニティで接する人数は200名程度
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先同僚と合わせるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:活動に必要なため
[参考情報]:
・実務経験の内容は地場産業製品の販促活動
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先の所在地はサントドミンゴであるが、ボランティアはコミュニティ(首都から35㎞、バスで1時間弱)で生活し活動をする。