要請番号(JL22422A04)
募集終了
1代目
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青少年全国評議会
2)配属機関名(日本語)
ミセリコルディア財団
NGO
3)任地( サンティアゴ ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はキリスト教の非営利団体。2011年設立。児童虐待等、家庭内に問題を抱える0~18歳までの子どもたちを公的機関を通して保護し、子どもたちは配属先施設で集団生活を送っている。施設では、衣食住の管理、精神面を含めた健康管理と、将来子どもたちが自立し、社会の一員となれるよう、学校教育を行っている。同施設で生活する子どもたちは約120名、職員数は約80名(2022年2月)。また、学校運営も行っており、施設で生活する児童が通っている。国内外の資金援助の他、アメリカやインド等から複数の短期ボランティアを受け入れている。2021年の年間予算は約117万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は2012年より子どもたちに対して学校教育を開始している。子どもたちは複雑な家庭事情を経て、親元を離れて配属先施設で生活しており、これまで学校に行ったことのない子どももいることから、ケアが行き届くよう、少人数での授業を実施している。一方で、予算の関係上、雇用できる教員の数に限りがあるため、ボランティアを要請し、協力を求めている。外国ボランティアとの交流を通して、子どもたちに外の世界に広く目を向けてほしいとの配属先の願いがあり、算数・数学分野で指導が望まれている。配属先は算数教育を重要な分野としているが、指導法が確立されておらず、多くの子どもたちも苦手とする分野であることから、算数教育の向上に向けた活動が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.他の教員と協力して、算数・数学の授業を実施する(メインで授業を行うことも求められている。)。
特に、算数・数学が苦手な生徒に対して、取り出し指導を行う(主に6~14歳の生徒が対象)。
2.算数・数学の教員に対し、指導法や授業アイデアに関する研修会を実施する。
3.子どもたちが自ら学んで学習できるような指導法を取り入れる。
4.効果的な教材を授業に取り入れ、他の教員ともアイデアを共有する。
5.授業以外の時間で、日本の文化紹介等、子どもたちの興味を広げる活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、イス、黒板、コピー機
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:小中学校教員 数学担当(3名)
カウンターパート:20代女性(大卒、経験6年)
活動対象者:生徒約80名(1年生から8年生)、取り出し指導では1クラス最大10名程度を担当
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(教諭免許(校種・教科不問))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:授業実施が求められるため
[参考情報]:
・困難を抱える青少年との活動経験が望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先HP(スペイン語) https://redmisericordia.org/v2/
住居と職場がほぼ同敷地(通りを一本挟んだ向かい)となる可能性が高い。