2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22423A01)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
I104 高齢者介護
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3
建物全景 施設内の様子① 施設内の様子②

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画開発省

2)配属機関名(日本語)

テナレス高齢者の家
NGO

3)任地( エルマナス・ミラバル県 テナレス市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

本地域では地域発展を目指すため、サルセド市、ビジャタピア市、テナレス市の3都市で『サルセド地域開発技術事務所』を設置している。本事務所は官民学連携の組織として活動をしている。本配属先も組織の一員であり、2019年1月に設立された高齢者の孤立を防ぐためのデイサービスを行っている施設である。基本的には通所者を対象としているが、希望する在宅者へは職員が訪問して必要な生活支援を行っている。年間予算規模は、9.5千USドル。2019年7月まで隣接するサルセド市の高齢者の家に同職種の隊員が活動しており、JICA海外協力隊に対する評価は高い。

【要請概要】

1)要請理由・背景

本地域は若者が仕事を求めて国内外へ流出しており、昼間は高齢者が自宅で孤立している家庭が多くあるため、同年代と交流できる通所デイサービスが設立された。本施設は地域に居住する65歳以上の方が無料で、朝8時から4時までの間、自由に利用している。昼食等の食事サービス、ドミノやビンゴ、ぬり絵などの日々の活動に加え、誕生日会や遠足などの各種イベントを行っている。自力で通所出来る人が基本であるが、自力で通所出来ない対象者へは職員が自宅を訪問して聞き取りや必要な支援を行っている。隊員には歩行などの介護支援技術の支援と共に、各種行事内での健康や栄養講座、リハビリ教室など高齢者に寄り添った活動を展開して欲しいと配属先から希望があり本要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚とともに、以下の活動を行います。
1.歩行の補助、食事の世話などの基本的な介助の指導を行う。(通所高齢者対象)
2.健康や栄養などの講座、生活の中でできる予防体操などの講座を企画し、実施する。(通所高齢者対象)
3.必要に応じて同僚と共に家庭訪問を行い、健康相談などに対応する。(通所が困難な高齢者対象)
4.配属先同僚へ、上記講座やレクリエーションの実施に関するアイデアや実施に対する指導を行う。(通所が困難な高齢者対象)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

保健室(車椅子、ベッド、救急セット等)、楽器(ギター)、録音機器、キッチン、レクリエーションスペース

4)配属先同僚及び活動対象者

【同僚として活動する】職員5名
・代表:女性、勤務年数6年(同種の経験20年)
・カウンターパート:心理学専攻20歳代女性(学士:経験年数2年)
・その他、運営に関わる3名
【施設利用者】
65歳以上、通所利用者約50名、在宅利用者約10名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:現場型の活動のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

インターネットや電気・水道などのインフラは整備されているが、地方都市では断水や停電が頻繁に起こることがある。