2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22423A04)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
I104 高齢者介護
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3
施設外観 施設の様子 実施されているアクティビティの例 実施されているアクティビティの例

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画開発省

2)配属機関名(日本語)

サン・ビセンテ・デ・パウル
NGO

3)任地( サンティアゴ県サンティアゴ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

高齢者の人生の質の向上と尊厳の確保、健康で安全な生活を目標に活動を行っており、敷地内に作業療法・理学療法センター、入所型高齢者介護施設、入所型高級高齢者介護施設の3つを有する。高齢者介護施設では、身寄りがない/収入がない高齢者を受け入れる無料施設で約65名、有料施設で約25名が生活している。職員数は81名。専門職は理学療法士5名、作業療法士1名、無資格の介助士18名、看護師24名が交代制で勤務。介護施設では、理学療法士によるセッションの他、健康促進のためのプログラムや食事の手伝い等を実施。2021年度の予算は約28万米ドル。過去に作業療法隊員が活動していたが、今回は高齢者介護隊員を希望。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2019年9月まで、3代にわたって作業療法士隊員が活動を行っていたが、当任国における作業療法士の確保は非常に難しく、離職率も高い。高齢者介護施設の内、65名の入所者が生活する無料施設では、10名の介助士と12名の看護師がローテーションで勤務して対応しているものの、介助士は無資格でかつ経験がない。そのため、起き上がりの介助や入浴の手伝い等、高齢者の生活ケアに必要な専門知識を有しておらず、手探りでケアを行っている状態である。そのため、特に介助士のケアに関する知識獲得とケアの質の向上を目的に、今回は高齢者介護に特化した隊員の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先が運営する入所型高齢者施設にて、以下の活動を実施します。
1. 介助士に対し、ベッドからの起き上がり、着席、入浴、食事の手伝い等、高齢者ケアのやり方を指導する。
また、介助時の注意点や、転倒時等万が一の時の対応方法を指導する。
2. グループワーク、ビンゴ、お絵描き、ダンス等、高齢者が日々参加するアクティビティの実施を支援する。
3. 高齢者との交流を通して信頼関係を築き、新しいアクティビティの検討や、高齢者のアクティビティへの参加を促進する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

各種自助具、遊具、リハビリ器具、共有PC

4)配属先同僚及び活動対象者

CP:担当職員(30代。経験3年)、
看護師24名(3交代制で常駐。経験年数3-20年)、介助士10名(午前6名、午後4名)、シスター4名、入所型高齢者施設の入所者65名(60-90代。多くが認知症。うち、30%程度が重度。全体の10%程度が起き上がり困難。共通症例は高血圧、糖尿病、脳血管障害等)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(介護福祉士)
    (介護職員初任者研修課程修了)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
    (指導経験)2年以上 備考:指導経験が望ましい

[参考情報]:

 ・認知症ケア経験が望ましい

 ・作業療法の知識もあるとなおよい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

配属先HP
高齢者介護施設にはドミニコ会(カトリック)系のシスターも常駐。