要請番号(JL22423A14)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
観光省
2)配属機関名(日本語)
エスパイジャ・エコツーリズムクラスター協会
NGO
3)任地( エスパイジャ県モカ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
エスパイジャ県の観光振興を目指して2005年に設立されたNGO団体。食・文化・歴史・自然の4分野から地元の観光資源を開拓し、魅力を発信、観光客を招致する活動をしている。主な観光資源はモカ市の歴史施設、近隣村の陶芸や食文化体験、森林地域でのハイキングやキャンプ、海や川でのカヌー等のアクティビティと多岐である。特に自然を活用したエコツーリズムに力を入れており、持続可能な開発を目指している。2011年まで系列団体のエスパイジャ開発協会(ADEPE)で村落普及隊員が観光ガイド養成講座の活動を行った。年間予算は約US112千ドル(2023年予算)。JICA技術協力「北部地域における持続可能なコミュニティを基礎とした観光開発のためのメカニズム強化プロジェクト」の活動対象機関。
【要請概要】
1)要請理由・背景
観光立国である当国には国内外から多くの旅行客が訪れている。特に当県北部のハマオ川の渓谷を生かしたカヌーや滝登りなどのレジャーは手つかずの自然を楽しむことが出来る貴重な観光資源であり、配属先は持続可能なエコツーリズム展開のために地元住民や団体を巻き込んで観光開発を行ってきた。配属先はより充実したツアーを提供したいと考えているがエコツーリズムに関する知識が不足しているため、エコツーリズムの知見を持つ隊員を要請するに至った。加えて民芸品や農産物などを扱う地元の小規模団体活性化のための観光ルートの開発や、モカ市内で実施している観光案内QRコードを全県に広げる希望もあり、観光に関わる全般的な支援が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
以下の活動を、カウンターパートと一緒に行います。(活動地域はエスパイジャ県内全土)
1)持続可能なエコツーリズムの実施のために現在の観光ルートや地元団体を訪問して現状把握を行う。
2)1)の活動から改善点を見つけ、解決方法を共に考え、必要に応じて提案する。
3)観光ルート活性化のために、登録団体間の連携強化のための支援をする。また新規団体の勧誘を行う。
4)観光サービス向上のための講習会に同行し、活性化のための提案や支援をする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、PC、プリンター、プロジェクター、事務用品等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・協会代表 50歳代女性 (修士)
・カウンターパート 歴史ルート振興・地方担当者
30歳代男性(経験年数2年)
活動対象者
・協会登録の地元の観光ツアー提供企業: 15社
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚と同じ活動を行う上で必須
[汎用経験]:
・観光開発・観光マーケティングの知識・経験
[参考情報]:
・エコツーリズムに携わった経験は必須。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
インターネットや電気・水道などのインフラは整備されているが、地方都市では断水や停電が頻繁に起こることがある。