要請番号(JL22423B05)
募集終了
6代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画開発省
2)配属機関名(日本語)
ドミニカ・リハビリテーション協会
NGO
3)任地( サントドミンゴ特別区 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、国内に35か所の支部を有する当国最大規模のリハビリテーションNGOであり、先天的、後天的な障害のある人々に対して、機能回復訓練、特別支援学校での学習指導、自立に係る職業訓練等を行っている。2023年の年間予算は約2千万米ドル。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士によるサービス提供及び、敷地内に特別支援学校を有しており、本部には言語聴覚士は10名が所属している。また、横断的な統合治療として、各療法士が連携してチーム医療にも取り組んでいる。1986年から作業療法士、理学療法士を中心に29名の隊員受入実績があり、2023年現在も理学療法士及び作業療法士隊員が活動中。言語聴覚士の要請は初。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は過去に多くの隊員受入れ経験があり、理学療法・作業療法を中心に非常に高いレベルを有している。一方で、当任国における言語聴覚士は資格(試験)制ではなく、大学で1-2年の専門課程を経た心理士や言語聴覚士が中心となってリハビリテーションを行っている。配属先が持つ「早期介入チーム」は、理学療法士3名、作業療法士2名、心理士1名、特別支援教員3名、言語聴覚士1名によるチーム医療を実施しており、主に0歳から6歳までの脳性麻痺児を1日40名ほど受け入れている。本要請では、専門的な知識と経験を有する隊員と協働して、早期介入チームの言語聴覚分野を強化する狙いがある。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
0-6歳の幼児を担当する早期介入チームの、特に同僚の言語聴覚士と協働して、以下の可能な支援活動を行う。
1. 小児言語療法に対して、同僚のニーズに即した助言と指導を行う。また、治療計画への助言と指導を行う。
2. 高度な技術及び、装具の利用方法等について指導する。特に、発語・発音評価、読解力・理解力の変化の検出技術、言語障害予防、コミュニケーションを活発化させる技術、嚥下技術、呼吸練習等のうち、可能なものを指導する。
3. 可能な範囲で、言語聴覚士を有する22の支部への巡回及び指導を行う。また、本部及び支部で研修会を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
早期介入チーム室、音響器・絵カード等の基本的な器具、
4)配属先同僚及び活動対象者
言語聴覚責任者(50代女性、言語聴覚課程を経た心理士、経験17年) CP言語聴覚士(40代女性、経験16年、言語聴覚課程修了)
配属先同僚:早期介入チーム理学療法士3名、作業療法士2名、心理士1名、教育担当者3名、その他本部に所属する言語聴覚士計10名
活動対象者:0~6歳の脳性麻痺児約10名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(言語聴覚士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動に必要であるため
[参考情報]:
・脳性麻痺小児に対する介入経験が必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
本募集期に配属先本部及び地方支部に作業療法士の要請があげられている。
配属先のHP