要請番号(JL22423B09)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
フアン・ビセンテ・モスコーソ教員養成校
3)任地( サンペドロ・デ・マコリス市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当国には公立の4年制教員養成校が6校あり、配属先はそのうちの1つである。配属先では当国の教育システムにおいて初等教育(主に6歳から12歳を対象)の教員志望者の育成を主な目的としている。当校では高校過程を終えてすぐの学生に加えて、既に学校教育に従事している教員への継続的な研修も実施している。配属先の学生数は約550名。学生への指導を行う教員は約40名在籍しており、算数分野の教員は5名である。同県内に教育実習を行う小学校が登録されており、継続的に教育実習が行われている。直近では2016年から2018年まで同職種の隊員が派遣され、主に算数分野で貢献していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校では教員を目指す人材の教育実践力の強化と、教科指導力の向上を目的に日々講義を行っており、教師としての資質の定着を目指して教育実習を行っている。これまでも協力隊員が2代にわたって初等教育(算数)で活動しており、日本の教員による分かりやすい指導法の提案、子どもの関心を引く授業実践、教育実習により実践力の向上への助言について高い評価があった。そのため引き続きJICA海外協力隊による初等教育の改善、特に算数の授業改善と、教育実習時の継続的なサポートが求められており、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
初等教育、特に算数分野の改善のために、以下の活動を行います。
※いずれも小学校(6歳から12歳)レベルの内容。
1. 週に2回から3回程度、教員養成校の学生による教育実習訪問に同行し、授業計画の立て方、授業実施方法、板書の仕方について改善点を助言する。教育実習訪問では、模範授業として現地の小学校の子供に直接指導することもある。
2. 週に1回程度、教員養成校の学生へ算数の基礎力向上のための授業を行い、基礎力の向上を図る。
3. 教員養成校の教員および学生(教員志望者)に対して、効率的で魅力のある指導方法についての講習会を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、机、事務消耗品各種
4)配属先同僚及び活動対象者
【同僚】校長、副校長、他教員約40名
スーパーバイザー:教育実習担当者(40歳代男性)
カウンターパート:教員(30歳代女性)、指導経験14年
【活動対象】学生約550名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(数学))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同程度の学歴が必要なため
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため
[参考情報]:
・算数科の指導経験があることが望ましい。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】