要請番号(JL22423B18)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ホセ アルマンド ベルムデス小学校
3)任地( サンティアゴ県サンティアゴ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
5歳から12歳までの児童約550名が在籍する公立小学校。1クラス約30名。職員数は35名。当国では算数教育に力を入れているが未だに苦手意識を持つ児童は多く、改善点が見いだせていない。加えて各クラスに2名程度、学習障害(LD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)、その疑いのある児童が在籍しており、学習時に特別な指導や配慮が必要となっている。当国はインクルーシブ教育を推進しているため、学習障害のある児童も普通学級で学んでおり、心理士や教育主任が中心となり、保護者と一緒に適切な教授法を模索している。直近では2016年から2018年まで障害児・者支援の職種で隊員を受入れた経験があり、高く評価されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当配属先小学校では1クラス30名に対し1人の教師が授業を行う体制をとっている。当国の算数は国際的な学力調査でも下位となっており、算数に苦手意識を持つ児童は多い。そのため算数教育に力を入れてきたが未だに課題が多くあり、教師は魅力的な算数教育の実施のためのノウハウを学びたいと考えている。加えて近年ではクラス内に2から3名、学習障害やその疑いのある児童が在籍しており、教師は授業内で全体への授業と個別対応をする余裕がなく、特別な配慮や支援が必要な児童がいると分かっていても上手く対応できていない。配属先はこれらの課題に対応するために効率的な指導方法を実践的に習得したいと思っており、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
カウンターパートと協働し以下の活動を行います。
1. 同僚教師の算数の授業を見学して現状を把握する。その中で改善出来る点を探り、助言する。
2. 必要に応じて算数の授業に参加し、支援が必要な児童に対して直接サポートする。
3. 学習障害のある児童向けの少人数クラスへ参加し、個別対応を行う。
4. 教師からの要望に応じて、教師向けの講習会などを開催し、より良い授業作りのためのアドバイスをする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、机、その他教材等必要物品
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】教員数42名。
校長:50代、男性
カウンターパート 3名
教育主任:2名(40代、女性、経験18年及び7年)
心理士1名(30代、女性)
【児童】約550名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:実践的な指導ができると望ましい
[汎用経験]:
・特別支援学級での活動経験
[参考情報]:
・地域包括支援センターでの経験があるとよい
・CBRの知識があるとよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・当国の学校年度は、毎年9月から6月末までです。