2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22423B26)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
G154 美術
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省芸術振興局

2)配属機関名(日本語)

アルヘンティーナ中等教育芸術学校

3)任地( サントドミンゴ特別区 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

教育省芸術振興局では芸術分野に特化した中高一貫の公立校を全国に67か所設置している。本課程で専門的に学ぶことにより、卒業後は経済的に自立して活躍できる人材育成を行うことが目的である。専攻は音楽、美術、マルチメディア(映像加工や報道関連)、劇芸術、ダンス、工芸(陶芸、宝飾)があり設置される専攻は各校で異なる。ドミニカ共和国独自の楽器やリズムを取り入れた音楽教育や、伝統的な民芸品作成など特色のある教育を展開している。2014年から2030年間は教育改革期間と定め特に力を入れている。当局全体の2022年予算規模は約534万米ドル。IDB(米州開発銀行)からの援助を受けている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

本事業は2014年より開始され約10年の実績がある。教育省としては当校を卒業後、現金収入となるお土産品等の陶芸制作が出来る人材に力を入れたいと考えている。しかしながら本事業開始前は当国内で同様な教育がされていないため指導者が不足しており、授業計画や運営が上手く機能していない。当校には陶芸コースとデザインコースがある。陶芸コースではデザインから、焼き付け、色付けまでの作品制作全工程の指導が期待されている。デザインコースではデッサン、彫刻、版画などの指導が期待されている。生徒の多くは貧しい地区に居住しており、本校に入学するまで美術の基礎教育を受けていないため初歩からの指導となる。卒業後は職業として陶芸や美術に関わることの出来る人材育成が目標である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

美術の授業強化のために、配属先の同僚と一緒に以下の活動を行います。
1.美術の授業の現状を観察し、課題点を探る。
2.課題点を分析した後、改善点を担当教諭と生徒へ助言と指導を行う。
3.魅力的な美術授業を継続的に展開できるよう、美術科教員内で教授法について共有し、模擬授業などを実施する。
4.校内外での発表機会を提供するなど活性化に務める。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

・美術室、PC、プリンター、プロジェクター、カメラ、陶芸窯(2006年製、Electric Oven Modelo FBL150、最高温度1,100℃)、美術用品(粘土、絵具、画用紙、彫刻刀等)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先の同僚:校長他、職員25名
・カウンターパート:陶芸担当教諭 1名(40歳代男性経験年数約20年)
・芸術分野担当職員12名
・活動対象者:中等教育学校の7年生から9年生(日本の高校生年齢15歳から18歳)、約780名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(美術))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:経験に基づく活動が不可欠なため

[参考情報]:

 ・陶芸制作経験があると良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・配属先は陶芸分野の振興を希望しているため、陶芸に関する知識と経験がある方を希望。学校年度は9月開始。