要請番号(JL22424A01)
募集終了

・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
エネルギー・鉱業省
2)配属機関名(日本語)
国立地質学研究所
3)任地( サントドミンゴ特別区 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先となる国立地質学研究所は、2010年に設立され、ドミニカ共和国の地理に関する最新情報の提供をはじめとし、国民に役立つ関連情報の作成、管理、更新、普及を担う政府機関である。主要な活動は、正確な縮尺に基づく地図の作成、地理的資源(鉱山、水、エネルギー等)の評価と地理関連データベースへの登録、環境破壊の緩和や正しい土地利用計画および自然資源の効率かつ効果的な活用に資する事柄の分野研究の実施などである。職員数は52名。2022年の年間予算は125万ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同配属先には2017年に日本政府から地震計10台がノン・プロジェクト無償資金協力で提供され、これを使って地震情報の収集と調査を行っていたが、1年前からVPNの設定の問題で地震観測施設からのデータ受信ができなくなっている。このため、機器を有効に活用できておらず、再設定やその後のデータ分析に関する助言が求められている。また、当国は地震が多いにも関わらず、地震学の専門家が不足しており、人材の育成が急務になっている。そのため、同配属先は大学での地震学の授業やワークショップを開催し、地質学や地震活動に関わる分野の能力向上に力を入れているが、講師の人材も少ない。このような中、機器設定、データ分析、大学での授業の実施・助言ができる隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
隊員は同僚とともに以下の活動を中心に行います。
1. 大学で地震学の授業やワークショップの企画・実施
2. 配属先の地震学部門の組織体制の強化
3. 地震計測にかかる資機材の再設定(VPN、デジタイザー、ラウター、モニタリングシステム)
4. 上記3にかかる作業手順マニュアル作成および関係職員のトレーニング
5. 地震速報デザインに関する助言
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
地震・振動計測デジタイザ G1019 「メーカー:明星電気」、地震計(加速度計)TSM-1 「メーカー:東京計器」、震度情報収集装置、PC(Linux Ubuntu OS)、モデム、ルーター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・スーパーバイザー: 地球物理部 部長 女性
・カウンターパート:応用地球物理学研究課 40代男性、地球物理学エンジニア、経験3年
活動対象者
・地球物理部 職員4名
・大学生15名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:活動上求められている
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践力が求められている
[参考情報]:
・明星電気の機器を扱った経験があると尚可
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)