要請番号(JL22424A10)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青少年全国評議会
2)配属機関名(日本語)
ミセリコルディア財団
NGO
3)任地( サンティアゴ県サンティアゴ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属機関は2011年設立されたキリスト教の非営利団体。児童虐待等、家庭問題を抱える18歳までの子供たちを公的機関を通して保護し、子供たちは配属先施設で集団生活を送っている。施設は、将来子供たちが自立し、社会の一員になれるよう、衣食住の管理、精神面を含めた健康管理、施設内での学校教育運営を行っている。同施設で生活する子供たちは約120名、職員数は約80名。国内外の資金援助の他、アメリカやインド等から複数の短期ボランティアを受け入れている。2023年の年間予算は約70万米ドル。2023年12月から算数教育隊員が活動している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同施設が運営する学校には複雑な家庭環境のため親元を離れて配属先施設で生活している子供たちが通っている。そのような子供たちに対して情操教育の一環として音楽を取り入れ始めており、海外からの短期ボランティアによる音楽の授業が実施されているが、より長期的で持続的な指導を希望している。そのため、同施設の学校のカリキュラムに音楽を導入し、音楽指導手法を教えることができる隊員の要請に至った。音楽授業の実施は1年で可能だと想定されるが、施設・学校関係者とともにカリキュラム改正を行うためにはある程度の語学力が必要なため、派遣前訓練及び現地語学訓練を行う長期1年要請とした。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者と協力して、以下の活動を行う。
1. 音楽授業を学校のカリキュラムに導入し、財団の学校運営部と共に音楽の授業計画策定をする。
2. 財団にいる子供たち(幼稚園児と小学生)を対象に楽器の紹介や音楽の授業を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、イス、黒板、コピー機、ギター(5)、ドラム(2)、リコーダー(20)、フルート(2)、サクソフォン(1)、木琴(1)、ヴァイオリン(1)、ウクレレ(5)、ギロ(2)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・カウンターパート: 学校運営代表(20代女性、大卒、経験6年)と施設教育担当
・施設運営者、学校運営者約80名ほど
活動対象者:
・学校運営者と教員
・生徒約150名(幼稚園児から8年生)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:授業実施が求められるため
[参考情報]:
・楽器や音楽の指導経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先HP(Fundacion Red de Misericordia)
JICA海外協力隊はこれまで2名派遣されていて、評価が非常に高い。