2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22424A17)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
6代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2
外観 食堂外観 実験室 実験室 実験室

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ルイス・ナポレオン・ヌニェス・モリナ教員養成校

3)任地( サンティアゴ県リセイ・アル・メディオ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同国には公立の4年制教員養成校が6校あり、配属先はそのうちの一つである。ドミニカ共和国の教育システムにおいて、初等・中等教育を担う将来の教員を養成することを主な目的としているが、既に学校教育に従事している教員への継続的な研修も行っている。他にも、セミナーや数学オリンピック等の実施、優秀な教員や学生の表彰、スポーツのトーナメントの実施、学生への教育機関における教育実習の機会の提供等を行っている。約200名の職員を有し、養成校に通う教員希望の学生は約700名。2022年の年間予算は約91万USドル(職員の給与分除く事業運営費)。直近では2018年~2020年に同職種の隊員が派遣されていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

自然科学分野の教員養成課程の中でも、中等教育レベルの理科を指導する教員養成課程は近年開設されたばかりである。配属先では、自然科学に関する教員の能力強化と、教員養成課程における同分野の指導、実践、教育実習の定着が必要とされており、直近では2020年まで理科教育隊員が活動を行っていた。また、近年ではSTEM教育にも注力している。ドミニカ共和国においては、教員養成のための指導をするために十分な条件と能力を有した人材が不足しており、自然科学分野の教育内容の充実と、教員養成校教員へのサポート、学生のモチベーション向上が引き続き必要なため、隊員要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

中等教育自然科学科の教員課程に在籍する学生(教員志望者)に対して、同僚教員と協働して以下の活動を実施します。
1. 自然科学分野(生物・化学・物理)の教育実践を強化する。
特に生物において、学生に実験授業の実施方法を指導する。
2. 教育実習に同行し、学生への指導・助言を行う(週2回程度)。
3. 教育実習担当の教員と協働して、教室運営について指導・助言を行う。
特に、生徒への生活指導方法、教室運営全般の知識、対立解決、グループ授業等についての指導が望まれる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

実験室、フラスコ・顕微鏡等の基本的な実験器具(写真参照)、パソコン、プロジェクター、会議室

4)配属先同僚及び活動対象者

スーパーバイザー:校長(50代、男性)
カウンターパート:初等・中等教育担当指導員(40代、女性、経験21年)
同僚:約10名、経験15-25年程度
生徒:自然科学課の教育課程に在籍する生徒約150名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

[汎用経験]:

 ・理科実験の経験や薬品・器具の知識

[参考情報]:

 ・コンポスト等廃棄物処理も指導できると尚可

 ・生物、化学、物理の実験指導経験なるべく

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

配属先HP
配属先がサンティアゴ市の郊外に位置するため、乗り合いタクシー等ローカルな交通手段での通勤になります。