要請番号(JL22424A32)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画開発省
2)配属機関名(日本語)
シバオ・リハビリテーション協会
NGO
3)任地( サンティアゴ県サンティアゴ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は小児から成人までの障害のある人たちの社会参加を目的として1967年に設立された非営利団体。公立病院の横にあるリハビリテーションセンターの他に、3カ所の小規模リハビリセンター、及び自閉症児総合治療センター(TINA)を有し、当該要請による隊員はTINAが活動先となる。TINAは2013年9月に開所し、自閉症児たちに対し、作業療法、言語治療、発達支援、学習支援などの面からチームで対応を行っている。また、家族や一般教員に対する研修も実施している。配属先全体の年間予算は約28.7万米ドル(2022年)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
活動先のTINAでは自閉症児に対し作業療法、言語治療、発達支援、学習支援を展開しており、同サービスに対する需要は日々増加傾向にある。スタッフの知識のアップデートと専門性強化は日々の課題であり、その中でも自閉症児治療における作業療法の感覚統合治療の強化の必要性を認識しており、作業療法部門のスタッフの育成と自閉症児をもつ両親および一般職員に対する啓発活動が急務となっている。しかしながら同治療を学べる専門的な養成機関がドミニカ共和国にはなく、同感覚統合治療の質を向上するための専門知識や情報が得られにくい状況にある。これらの状況を踏まえ、感覚統合治療の質の向上に向けた具体的経験や知識の共有のために本要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は以下の活動を実施する。
・同僚の専門職の職員と協働しながら、自閉症児に対する作業療法士による感覚統合療法を伝える。
・センタースタッフに対し、感覚統合治療にかかる講習会を実施する。
・自閉症児を持つ両親を対象に、活動先の同僚とともに、自閉症児の感覚統合治療に関する講習会などの啓発活動を行う。
・感覚統合治療にかかる研修が継続的にできるよう研修用マニュアルを作成する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
作業療法室、作業机(子供用)、自閉症児教育訓練用の椅子や道具等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
TINA代表 40代女性 言語聴覚士、障害学士
C/P 20代女性 理学療法担当 心理学士 経験年数約3年
・他26名のスタッフ
活動対象者:自閉症児 (18カ月から成人)約400名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導を行うため
[参考情報]:
・感覚統合治療の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット、電気、水道などの基本的インフラサービスはあるが、十分ではない。