要請番号(JL22424B05)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
文化省
2)配属機関名(日本語)
工芸振興財団
NGO
3)任地( サントドミンゴ特別区 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同国の琥珀やラリマーの貴金属装身具は代表産品の一つであり、特にラリマー採掘が行われているのは同国だけである。配属先は1993年に創設され、特に脆弱な産業部門である貴金属装具品製作クラスを開講している。青少年や成人の貴金属装具品加工の能力・資質の向上や起業家精神を養い、この産業の促進と発展を目指している。クラスでは金や銀の扱い方を一から学び、鋳造、デザイン、貴石(ラリマー、琥珀)細工など、貴石を使った一連の貴金属装具品加工を指導している。また、学童向けの絵画、陶芸、マクラメ、ダンス等を学ぶサマーキャンプを実施し、土曜日には絵画教室を開講。年間予算約170万円、企業や業界団体からの資金支援あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の貴金属装具品加工産業はほぼ零細、職人一人で製造している場合がほとんどである。貴金属装具品加工クラスは4つのモジュールから成り、約64時間(理論8時間、実習56時間)で職人としての基本を身につける。これまで約1千名の生徒が学んできた。現在は講師2名が指導を担っているが、指導内容に、付加価値向上のためにも製品の品質(仕上げ)の向上、加工場の改善、貴金属装身具加工のみならず加工場運営や販売まで総合的な助言を取り入れたいとして、隊員が要請された。また代表者や関係者は複数のシニア協力隊員から指導を受けた経験があり、技術のみならず作業場の整理整頓等、日本人の特性を取り入れたいというのも隊員要請の理由の一つである。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
以下について、同僚講師への情報提供と生徒への指導を行う。
・ ジュエリーデザイン: トレンドリサーチ等を通じた新鮮なアイデア、デザイン描画、デザインに適した材料選定など
・ 加工場運営: 在庫管理方法、スペース管理、機材のメンテナンスとそのマニュアル作成、労働安全管理など
また、貴金属加工クラスの教員として、同僚講師と協力してクラスを運営するするため以下の活動を行う。
・ カリキュラムの見直し ・専門的なワークショップの企画立案と実施
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室(作業場)、会議室、圧延機、研磨器、3Dプリンター(Anycubic Photo Mono、Wash & Cure 2.0)、穿孔器、溶接器、工具一式、
4)配属先同僚及び活動対象者
・代表者: 男性、60歳代、陶芸家
・講師: 男性、40歳代、貴金属装身具加工アーティスト
・コーディネーター: 女性、50歳代、グラフィックデザイナー
活動対象者: 男女約80名、青年層以上、初心者レベルから専門知識を有するレベル
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚講師への指導のため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:高い専門性を求められているため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~36℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先HP
住居は原則ホームステイ