要請番号(JL22424B09)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画開発省
2)配属機関名(日本語)
ヌエストロス・ペケーニョス・エルマノス寄宿学校
NGO
3)任地( サン・ペドロ・デ・マコリス県サン・ペドロ・デ・マコリス市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2003年に設立されたキリスト教の非営利団体。さまざまな複雑な家庭環境から保護された0~25歳までの子どもたちに衣食住の管理、教育(高等学校まで)、障害児の支援を提供している。施設に生活する児童約530名のうち約350名が通学している。また約130名は重度の障害を持っており、リハビリや障害に合わせたケアをしている。また、施設内には畑・ビニールハウス、廃水処理場、再生水を使った灌漑システムが整備されており、持続可能な食材の生産(20%自給自足)と水の再生が可能となっている。国内外の資金援助の他、海外から複数の短期ボランティアを受け入れている。2024年の年間予算は約143万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
32.5万平米の敷地を持つ同配属先には児童寮(15棟)、学校、診療所、リハビリセンター、ビニールハウス、果樹園などがあり、子供たちが充実した生活を送るためのサービスを提供している。中でも環境保護と自給自足に力を入れており、再生水の有効活用のために廃水リサイクルシステム、太陽光発電ポンプ、灌漑システムなどが施設に設置されている。再生水を使って収穫したキャッサバ、バナナ、サツマイモ、食用バナナ、豆などは施設の子供や職員の食事に使われている。環境への貢献を目的とした教育にも力を入れてきたが、環境教育の担当者がいなくなり、その取り組みが停滞してしまった。施設内の持続可能な水とゴミの循環システムを確立させ、改めて環境教育を強化するために今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
施設の同僚や学校の先生とともに以下の活動を行う。
1) 施設内にリサイクルプログラムの導入(分別用ごみ箱の設置やごみの分別指導)および運営の助言
2) 学校の「エコ・スクール・プログラム」の一環として、生徒や教員に環境教育ワークショップの実施
3) 子供たちの寮に持続可能な菜園の導入と運営の助言提供
4) 施設周辺の地域住民に対して環境教育ワークショップや研修の実施
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務機材全般、農園用具
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚
・代表者: 男性、60歳代、経験31年
・スーパーバイザー: 女性、50歳代、経験21年
他職員約160名
活動対象者
地元地域住民約670名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランスのため
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・ゴミ・コンポスト等の啓発活動経験
・環境関連、教育、企画・運営、営業等の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は配属先敷地内にあるボランティア宿舎(共同住宅)となる