要請番号(JL22424B17)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画開発省
2)配属機関名(日本語)
サン・ビセンテ・デ・パウル高齢者施設
NGO
3)任地( サンティアゴ県サンティアゴ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
高齢者の人生の質の向上と尊厳の確保、健康で安全な生活を目標に活動を行っており、敷地内に作業療法・理学療法センター、2つの入所型高齢者介護施設(無料及び有料)を有する。高齢者介護施設では、身寄りがない/収入がない高齢者を受け入れる無料施設で約65名、有料施設で約25名が生活している。職員数は約80名。専門職は理学療法士5名、作業療法士1名、看護師24名、無資格の介助士18名が交代制で勤務。介護施設では理学療法士によるセッションの他、健康促進のためのプログラムや食事介助等を実施。2021年度の予算は約28万米ドル。過去には複数の作業療法隊員が活動した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2019年9月まで3代にわたり作業療法士隊員が活動してきたが、同国における作業療法士の確保は非常に難しく、離職率も高い。高齢者介護の無料施設では65名の入所者に対し、10名の介助士と12名の看護師が交代制で勤務して対応しているものの、介助士は無資格かつ経験が不足しており、起き上がりや入浴、食事など、生活全般の介助に必要な専門知識をもたず、手探りで介護を行っている状態である。そのため、特に介助士の介護に関する知識習得と介護の質の向上を目的として、高齢者介護を専門とする隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先が運営する入所型高齢者施設にて、以下の活動を行う。
1) 介助士へのベッドからの起き上がり、着席、入浴、食事等の生活全般に関する高齢者介護の指導
また、介助時の事故防止策や転倒時の対応を指導
2) グループワーク、ビンゴ、お絵描き、ダンス等、高齢者が日々参加するアクティビティの実施支援
3) 高齢者との交流を通じた信頼関係の構築、及び新規アクティビティの企画検討、高齢者のアクティビティへの参加促進
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
各種自助具、遊具、リハビリ器具、共用PC
4)配属先同僚及び活動対象者
・CP: 担当職員、女性、30歳代、経験4年
・看護師24名 3交代制で常勤、女性多数、経験3-20年
・介助士10名 午前6名、午後4名、シスター4名
・入所者65名: 60-90歳代、多くが認知症
うち、30%程度が重度
全体の10%程度が起き上がり困難
共通症例は高血圧、糖尿病、脳血管障害等
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(介護福祉士)
(介護職員初任者研修課程修了)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
(指導経験)2年以上 備考:指導経験が望ましい
[参考情報]:
・認知症ケア経験が望ましい
・作業療法の知識もあるとなおよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~36℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先HP
高齢者介護施設にはドミニコ会(カトリック)系のシスターも常駐
住居は原則ホームステイ