要請番号(JL22718A03)
募集終了
2代目
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
障害者リハビリテーション研究所
2)配属機関名(日本語)
小児・青少年総合リハビリテーションセンター
3)任地( サンサルバドル県サンサルバドル市 ) JICA事務所の所在地( サンサルバドル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.4 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は当国リハビリテーションの中枢機関であるリハビリテーション研究所が有する9つの医療機関の一つであり、2005年に設立された。同センターでは障害のある0歳から18歳までの小児・青少年に対し、無償で理学・作業・言語・学習・心理療法といった医療サービスを年間延べ2,800名に提供している。同センターは職員数約120名を擁し、理学療法士25名、作業療法士9名など、療法士が各部署に配置されている。2017年度の年間予算は約10万米ドル。同センターには1998年に当国日本国大使館の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」によりリハビリ医療器材が整備されており、現在も有効に使われている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は18歳以下の小児・青少年に対し、無償でリハビリを提供しており、利用者は神経系疾患、廃用症候群、知的障害、言語障害など、多岐にわたる。小児理学療法部門では、午前17名、午後8名の理学療法士が年間約1,000名の利用者にリハビリを提供している。こうしたニーズに対応するためには、様々な疾患に対応する知識と技術、経験を持ち合わせるだけでなく、作業療法、運動療法、言語聴覚療法部門等の部署間で円滑な情報交換と連携を図り、効率的かつ有効なリハビリを実施していく必要に迫られているが、現状ではチームアプローチを実現するには至っていない。また、国際生活機能分類(ICF)の概念は知識として持っているものの、実践を通して身に着いていない。そのため、同僚療法士の治療への助言、ニーズに沿った勉強会の実施や症例検討会への包括的な支援が求められている。2018年1月まで初代JV(理学療法士)が活動していた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と共に以下の活動に取り組む。
1.同僚療法士に対し、評価方法、治療計画の助言を行う。
2.各部署間の連携を促進し、よりよいリハビリを提供するためのチームの構築と療法士の能力向上に資する指導を行う。
3.ICFの導入支援、ニーズに沿った勉強会および症例検討会の実施を行う。
※理学療法士として直接担当利用者を受け持つこともある。その際は実際の治療を通して同僚に模範となる評価・計画・治療を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
理学療法室、リハビリボール、ロール、リハビリマット、電気療法器具一式、歩行器、サッカー・バスケットコートなど
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先理学療法士:25名(男性2名、女性23名、平均経験年数10年)
-うちカウンターパート2名(午前:女性、50代、午後:女性、40代)
・利用者:年間延べ2,800名(主な疾患:神経系疾患、廃用症候群、知的障害、言語障害など)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導を伴うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
原則として住居はホームステイ。