2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22718A06)
募集終了

国名
エルサルバドル
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

教育省カリキュラム課

3)任地( サンサルバドル県サンサルバドル市 ) JICA事務所の所在地( サンサルバドル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

当国教育省は、2011年より主要5科目の充実化を図ることを目的としているが、その中でも基礎実験を主とした理科教育の強化もそのひとつである。2015年からは全国約500校に対象とし、理科の実験器具の配備が始まっている。また、同省への援助状況としては、現在、小学生向けの算数の教科書や指導書の改訂、中学生・高校生向けの数学の教科書と指導書の開発を中心的な活動としてJICA初中等教育算数・数学指導力向上プロジェクト(ESMATE)が実施中である。さらに、2017年4月-2017年9月まで初代の協力隊員が活動した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国教育省は、2015年から毎年、約500校の小・中・高等学校に対して理科の実験教材を配備し、理科教育の充実化を計画しているが、理科教員の不足や実験知識の不足から、配備された実験教材が十分に活用されていない状況にある。そのため、2017年4月~9月の期間、初代協力隊員が全国の小中高校の理科教員を対象として理科基礎実験講習会を開催した。初代協力隊員が帰国後も配属先はセミナーを継続していきたい所存であるが、適切な人材の不足から今回のボランティアの要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.1年目は地方の小中学校に配属し、教育省が配布した実験器具を用い、同僚理科教員と共に理科基礎実験を適切に活用した生徒主体の授業を行う。また、同僚理科教員に対しても、知識の不足が見られる点については指導・助言する。
2.2年目は教育省本省に配属し、全14県のうち7県を担当し、理科教員に対する理科基礎実験の講習会を開催する。講習会で求められる知識としては、フックの法則、アルキメデスの法則、パスカルの定理、顕微鏡の使い方、分子構造の組み立て方、濃度・密度の求め方、ばねばかりの使用法、並列回路と直列回路の違いなど。
3.当国理科教育のカリキュラム改訂時の助言。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

顕微鏡、試験管、スタンド、ろ過装置、アルコールランプ、ピペット、ばねばかり、フックの法則キット、パスカルの定理キット、アルキメデスの定理キット、原子モデルキット、温度計、プラスチックシャーレ、試薬等

4)配属先同僚及び活動対象者

1年目:理科教員(50代女性、30代女性)
2年目:教育省カリキュラム課コーディネータ(50代男性)、理科担当コーディネータ(50代女性)、各県の教育省コーディネータ

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)理系 備考:高校の実験知識が求められるため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

高校化学の知識があるとさらに良い
原則として住居はホームステイ