要請番号(JL22719B07)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
1875年7月14日高等学校 農学科
3)任地( モラサン県サンフランシスコ・ゴテラ市 ) JICA事務所の所在地( サンサルバドル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
本高等学校は1947年に設立、農学、会計、観光、ソフトウェア開発、自動車整備、物流・税関などの学科があり、1,000名以上の学生が学んでいる。同配属先となる農学科は1968年に設置された。6.3ヘクタールの農園を保有し、きゅうり・トマト・唐辛子・ハツカダイコン・タマリンドの栽培、豚・ウサギ・鶏(卵)の飼育、またティラピア(淡水魚の1種)の養殖も行っている。2019年度の予算は約22万米ドル。所在地であるモラサン県の発足日が学校名の由来となっている。今後隣国ホンジュラスの農学系大学からの野菜、畜産技術指導、また在米エルサルバドル郷土人会からの支援が計画されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
本配属先の農学科は、1968年に同国における農業人材育成教育改革の1つで設置された4学校の内の1つである。当初は順調に教育、人材育成が行われていたが、1980~1992年に行われた内戦の影響を受け、2010年まで学科が閉鎖されていた。その後2011年に農学科が再開され、地方における農畜産業人材の育成に取り組んでいる。現在農学科にて学ぶ生徒は3学年で計21名であるが、今後新入生を毎年15名を受け入れる計画があり、農畜産物の生産数量の増加も見込まれている。今後地域振興、卒業した生徒が携われる地域内産業形成のためには、持続的な収益を生み出す販売網の構築が必要となる。現在、栽培・飼育された農畜産品は原材料のまま地域コミュニティー内で販売されており、今後収益向上に向けた地域グループの組織化、販売プロジェクトの立ち上げ等のために協力を得たいとして、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の教師、生徒と共に次の活動を行う。
1.配属先による農畜産品の販売状況を調査する。
2.地域コミュニティー内で聞き取り調査を行い、収益向上に向けての課題分析を行う。
3.配属先の卒業生や、地域コミュニティー内住民による組織化を行う。
4.組織化されたグループと共に販売網の構築、収益向上に向けたプロジェクトを立ち上げる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、配属先所有農場(6.3ヘクタール)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:農業科教師 40代男性、同僚スタッフ2名(20-30代、男性)
活動対象者:農業科生徒 21名(15-18歳 男性16名、女性5名)、地域住民
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランスのため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・マーケティングの経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(18~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は原則としてホームステイとなる。