2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22723A14)
募集終了

国名
エルサルバドル
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

総務省

2)配属機関名(日本語)

ラ・ウニオン県北部自治体協会
NGO

3)任地( ラウニオン県アナモロス市 ) JICA事務所の所在地( サンサルバドル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

山間部に位置する配属先はラ・ウニオン県北部の地方自治体により同地域の開発を目的に2003年に設立。現在9市の市長を執行部とし、環境保全促進、地域開発及び住民の生活向上などの地域活動に取り組んでいる。地域開発の分野では、地域の畜産農家に対して家畜の病気防止・交配に関する研修を実施したり、国立農業学校と連携して、酪農家に対するチーズ・ヨーグルトの生成方法についての研修を行ったりと、能力強化活動を実施してきた。また、USAIDなどの国際機関からグリーンハウスや養鶏場の建設のための支援を受けた。これまでに2代にわたる環境教育隊員が派遣されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は、地域経済活性化を目的とし、これまで農家・酪農家の能力強化に注力してきた。その結果として、パン・さとうきび・乳製品等多様な原料が以前と比較するとたくさん生産できるようになった。これからは、それらの製品を商品化して農家・酪農家の収入向上を目指していきたいものの、現地の農家・酪農家には商品化するノウハウがないことが課題となっていた。当国では、かつては一村一品運動が国家政策として掲げられており、JICAとしても、一村一品アドバイザーの派遣等支援を行っていた。配属先は直接的な支援を得なかったが、支援対象であった近隣市町村の成功事例が共有されたことから、隊員の知見を活用して、一村一品運動を活用して課題解決に繋げたいと考え、本要請に至った。なお、配属先は、当国で帰国研修員が開催した一村一品関連セミナーに2021年.2022年に参加している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚及び管轄9市地域開発担当者と共に次の活動を行う。
1.地域経済開発ワーキンググループの設立して、一村一品運動を促進する。
2.パン・さとうきび・乳製品等の多様な原料から商品化できそうなものがないかを調査・提案する。
3.商品化したものを促進するイベントの企画・運営する。
4.地域の民間企業・政府機関との連携により、新たな地域活性化事業が実施可能か調査・検討する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机、椅子、PC、プリンター、活動地への移動手段は配属先が提供予定

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:男性4名・女性2名、26歳~49歳、大学卒
(内JICA帰国研修員3名:2007年~2010年に廃棄物処理関連研修及び2022年に道の駅研修に参加)
カウンターパート:女性、31歳、大学卒
活動対象者:
管轄地域内自治体開発担当:9市9名
地域の生産者・住民全般

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランスのため

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・営業や販促、商品開発の経験

[参考情報]:

 ・一村一品運動の知識や経験がある方が良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(27~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居はホームステイを基本とするが、アパートとなる可能性もあり。