2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL23319B05)
募集終了

国名
グアテマラ
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家障害者支援審議会

2)配属機関名(日本語)

国家障害者支援審議会バハベラパス県事務所

3)任地( バハベラパス県サンヘロニモ市 ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国家障害者支援審議会は全国各県に事務所を擁し、障害者の人権保障やソーシャルインクルージョンのための取り組みを行っている。2016年設立のバハベラパス県事務所では、県下8市役所や各障害者団体・機関と県障害者委員会を組織、定期的に会合を開き、上記取り組みを企画・実施している。同審議会の国家予算は約233万米ドル。これまでに隊員受入の実績はないが、他県事務所職員が課題別研修「地域社会に根差したリハビリテーション(CBR)及びインクルーシブな開発(CBID)の導入研修」(2018年度)に参加し、審議会本部にて報告会を行っている。
http://conadi.gob.gt/web/

【要請概要】

1)要請理由・背景

同県内では地域住民にソーシャルインクルージョンへの意識は低く、障害者の社会進出は容易ではない。同県事務所ではこのような状況を改善すべく上述の県障害者委員会に属する各団体・機関間の調整・各団体や企画に対する助言・プロジェクトの実施に努めているが、設立後年も浅く、著しい成果にはつながっていないと考えている。また、これら関係者の低賃金での有期雇用契約が人材の流動化を招き、知識や経験の蓄積がされにくいという現状もある。
課題別研修に参加した他県事務所職員が審議会本部で帰国報告を行った際、審議会本部と同県事務所職員がJICA海外協力隊の存在を知り、日本の障害児・者支援の現状を知る隊員の助言を通し、このような現状打開のためより効果的な取り組みを実施すべく、今般要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

地域住民及び県障害者委員会メンバーに対し、以下の活動を同僚とともに実施する。
1.家庭に閉じこもっている障害者の社会進出の状況調査や実施プロジェクトの成果にかかる分析
2.1を元に各機関とともに効果的な講習会やプロジェクトの提案
3.効果的な講習会やプロジェクト実施のための各機関間の調整
4.障害児の社会進出促進のための講習会・障害者支援プロジェクトの実施

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

建設中事務所(2019年夏完成予定)、事務机、椅子等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:プロモーター(配属先長 40代 女性 障害児教育20年)
プロモーター(カウンターパート30代 男性)
活動対象者:県内地域住民(多くはマヤの現地語を話す方々)
県障害者委員会メンバー

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)保健医療 備考:同僚の教育水準に合わせるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

[参考情報]:

 ・障害者と生活または、ともに活動した経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居はホームステイ。当国隊員の活動の様子は以下を参照。
https://www.jica.go.jp/guatemala/office/activities/kyoryoku/index.html