要請番号(JL23319B17)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
トトニカパン県教育事務所
3)任地( トトニカパン県トトニカパン市 ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
教育省に属する各県の教育事務所は、県内の教育行政の責任者を有する。配属先は8市に配置された教育学区長を統括し、教育効率・効果の向上に努めている。外国からの支援として、米国平和部隊の隊員が教育分野で活動中。関連する日本の協力として技術協力プロジェクト「前期中等数学科教育の質改善」(2017年1月~2019年7月)が実施されていた。同県内にはこれまで体育・小学校教育等の隊員が派遣された実績がある。JICA技術協力プロジェクトの成果(教科書等)を更に発展させるため海外協力隊を戦略的に派遣している。
教育省HP http://www.mineduc.gob.gt/portal/index.asp
【要請概要】
1)要請理由・背景
日本の技術協力のもと作成された国定教科書・指導書「グアテマティカ」の普及・定着を目指し、これまで小学校教育隊員がパイロット校にて授業研究や板書計画を通じた算数指導力の向上に取り組んでおり、隊員が配置された地域では児童の学力向上が見られている。しかしながら、中等教育においては国定教科書が配布されたばかりで、旧態依然とした教師主導型の数学教育が行われていることが課題となっている。配属先はこれまでの小学校教育隊員の活動や成果を高く評価しており、数学科指導の質向上のため、教員が配布中の教科書を適切に使えるよう期待され本要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先のスタッフ又は管轄の学校の教員とともに、以下の活動を行う。
1.管轄中等学校を巡回し、数学教育の現状を把握する。
2.パイロット校で授業研究や学習者主体の授業に関する指導・助言を行う。
3.校長や教員に対し、各種研修会を企画・実施する。
*パイロット校の選定は、着任後に配属先と相談し決定する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:カウンターパート 男性47歳 大卒(人文・教育学)
活動対象者:教員25名(男女 25歳~40歳) 技術レベルは様々、教員免許が必要ないため、専門的な知識を持っていない教員が多い。中等数学のカリキュラムは日本と比べても内容が難解で、内容が理解できていない教員がほとんど。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))
(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス、学部不問
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員への指導助言が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイ。当国隊員の活動の様子は以下を参照。
https://www.jica.go.jp/guatemala/office/activities/kyoryoku/index.html