要請番号(JL23319B27)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大統領府企画庁
2)配属機関名(日本語)
サラマ市役所
3)任地( バハベラパス県サラマ市 ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
バハベラパス県の県都であるサラマ市は人口約55,000人を擁し、市の94%は乾燥地帯に属する。配属先は市内154地区の行政を管轄している。環境課は、環境・森林保護・農業に関する業務を担い、自然災害予防、環境教育、不法投棄監視、森林保護、農産物の作付・改良指導、食糧支援などを実施している。2018年3月まで環境教育隊員が活動していた。市の年間予算は490万ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
グアテマラでは近年の経済成長や人口増加の影響で排出される廃棄物の量が増加し、各地において環境汚染が悪化している。サラマ市は国鳥ケツァルが生息する国内有数の自然保護地域の一つであるが、近年の山火事や違法な森林伐採および気候変動によりその数は激減している。これを受けて、市は植林運動・ゴミ分別・リサイクルの啓発等を環境教育隊員と共に進めており、ゴミ問題対策に積極的な市長の後押しもあって、市内全公共交通機関の窓への環境問題啓蒙ステッカーの貼付や公共スペースにおける分別ごみ箱の設置等を実施し、一定の成果を収めてきた。その一方で、ゴミの不法投棄が横行し、最終処分場が機能不全に陥っているなど、課題も残っており、1代目の成果を踏まえ、廃棄物処理に絞り込み課題を解決するため、今回の要請につながった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.市の廃棄物処理政策(計画・規制等)への助言
2.ゴミ分別のための仕組みづくり
3.最終処分場の再稼働のための助言
4.市民、児童、学校教職員に対する環境教育の企画・実施
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務用品一般、インターネットアクセス
4)配属先同僚及び活動対象者
環境課課長(カウンターパート):経験年数6年
その他環境課職員5人(25-40歳)
啓発活動対象者:小学生、小学校教員等
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス、学部不問
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導を行うため
[参考情報]:
・または大学等での廃棄物講義受講歴
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイ。当国隊員の活動の様子は以下を参照。
https://www.jica.go.jp/guatemala/office/activities/kyoryoku/index.html