要請番号(JL23321A06)
募集終了
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家障害者支援審議会
2)配属機関名(日本語)
国家障害者支援審議会ソロラ県事務所
3)任地( ソロラ県ソロラ市 ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国家障害者支援審議会は全国各県に事務所を擁し、障害者の人権保障やソーシャルインクルージョンのための取り組みを行っている。2013年設立のソロラ県事務所では、県下8市役所や各障害者団体・機関と県障害者委員会を組織、定期的に会合を開き、その取り組みを企画・実施している。同審議会の国家予算は約233万米ドル。これまでに隊員受入の実績はないが、同県事務所職員が課題別研修「地域社会に根差したリハビリテーション(CBR)及びインクルーシブな開発(CBID)の導入研修」(2018年度)に参加している。http://conadi.gob.gt
【要請概要】
1)要請理由・背景
同県内の地域住民のソーシャルインクルージョンへの意識は低く、障害を抱えた人々の社会進出は難しい状況にある。配属先はこのような状況を改善すべく県障害者委員会に属する団体・機関間の調整、各団体への企画に対する助言・プロジェクトの実施に努力しているが、これら関係者の多くが、低賃金での有期雇用契約であることから人材の流出が激しく、知識や経験の蓄積がされにくいという現状もあり、成果を出すまでには至っていないと考えている。課題別研修に参加した同県事務所職員がJICA海外協力隊の存在を知り、日本の障害児・者支援の現状を知る隊員の助言を通し、このような現状打開のためより効果的な取り組みを実施すべく、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
地域住民及び県障害者委員会メンバーに対し、以下の活動を同僚とともに実施する。
1.家庭に閉じこもっている障害者の状況調査や実施済みまたは、実施中のプロジェクトの成果にかかる分析
2.1を元に各機関とともに効果的な講習会やプロジェクトの提案
3.効果的な講習会やプロジェクト実施のための各機関間の調整
4.障害児の社会進出促進のための講習会・障害者支援プロジェクトの実施
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所・事務机・椅子等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:プロモーター(配属先長 40代 女性)、 プロモーター(カウンターパート 30代 女性)
活動対象者:県内地域住民(多くはマヤの現地語を話す方々)
県障害者委員会メンバー
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
[参考情報]:
・障害者と生活または、ともに活動した経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイ。当国隊員の活動の様子は以下を参照。
https://www.jica.go.jp/guatemala/office/activities/kyoryoku/index.html