要請番号(JL23323B05)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大統領府企画庁
2)配属機関名(日本語)
アグアカタン障害児・者協会
NGO
3)任地( ウエウエテナンゴ県アグアカタン市 ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はアグアカタン市在住の障害児・者の共生共助と生活の質向上を目的として2002年に設立された協会であり、2005年に社会福祉庁の助成を得て特別支援学校を設立、その後、協会内に理学療法センターも設立した。通学する障害児・者の疾病は、脳性麻痺、ダウン症、自閉症、知的障害、言語障害、発達障害、盲、聾、肢体不自由など多岐にわたる。障害児者への教育のみならず、保護者への研修なども提供している。スペインの団体から資金援助を受けており、現在は2023年11月を目途に同市内に新校舎を設立中である。2019年には理学療法士の隊員が在籍していたが、コロナの影響で途中帰国した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
本協会の設立以来、地域の障害児・者は本協会に通学しており、現時点では35名の児童が2つのクラスに分かれて複式学級で学んでいる。教師は2名在籍しており、クラス内では同じテーマのもとでそれぞれの生徒のニーズに合わせた学習教材を使いながら教育を提供している。中には併設されている理学療法クリニックに授業の合間に治療を受けに行く生徒もいる。また、家庭において親から過保護なケアを受けることで、生徒の自立が妨げられているケースもあり、外部の臨床心理士とも連携して保護者への研修も提供している。この度、障害児・者支援の知見の共有や、生徒へのエンパワメントなどを通した教育の質の向上を目指し、本要請が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 同僚教員・スタッフに対する日本での障害児・者支援の知見共有
2. 同僚教員を対象とし、障害児・者理解、および指導内容の改善などを目的とした研修会の企画・実施
3. 保護者を対象に、障害児・者理解、介助内容・方法の改善などを目的とした研修会の企画・実施
4. それぞれの生徒のニーズに応じた教材や教具の提案
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、黒板、パソコン、プリンター、ファイル、教授法関連の書籍など
4)配属先同僚及び活動対象者
・上司: ディレクター、教員(中学校教員資格、30代、経験年数6年)
・同僚: 教員2名、事務スタッフ等
・活動対象者: 幼稚園から小学校に通う児童(5歳から20代以上が在籍)、保護者
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚のレベルに合わせるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚のレベルに合わせるため
(教員経験)3年以上 備考:同僚のレベルに合わせるため
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
・特別支援学級での活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はホームステイを基本とする。
・配属先のWebsiteはこちら