2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL23323B10)
募集終了

国名
グアテマラ
職種コード 職種
B101 水質検査
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
外観 検査室 水質検査機材 水質検査機材 水質検査機材

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

大統領府企画庁

2)配属機関名(日本語)

バジェ大学ソロラ校

3)任地( ソロラ県ソロラ市 ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同大学は国内に3つのキャンパスを有する私立大学で、ソロラ校(アルティプラノキャンパス)は有名な観光地であるアティトラン湖の上流部にある。構内に「アティトラン湖研究センター(CEA)」を設置し、関連省庁やNGOと共に同湖周辺の環境問題に取り組んでいる。センターには水質調査部門と環境教育部門があり、2009年にアティトラン湖で起きた藍藻の大量発生を機に、水質悪化の原因調査のための研究、および流域住民の生活の質向上のための環境教育プログラムを提供している。過去に米国やカナダからの資金提供や、短期で欧米の大学研究生の受け入れ実績もある。これまで環境教育隊員が2名、水質検査隊員が2名派遣されていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ソロラ市は標高2200m、アティトラン湖上流に位置する人口約10万人の都市である。活動対象となる同湖周辺の人口は約46万人にものぼり、うち8万人以上が湖の水を飲料水として使っている。配属先は2010年より同湖周辺の水質保全のための活動(市民に対する環境啓発、同湖の水質検査、分析・モニタリング、および定期的な研究報告など)を続けている。しかし、生活排水等の流入によるアティトラン湖の富栄養化、水質汚染は続いており、近隣住民の健康や観光収入にも影響している。過去に2名の環境教育隊員と2名の水質検査隊員が派遣されているが、今後も日本からの専門的な知見を活かして水質検査と住民の理解促進を図るため、隊員の要請が出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. アティトラン湖の湖水と水道水、流入河川の毎月のモニタリングによるサンプルの分析とデータ化の支援
2. 蓄積されたデータの整理に関する改善策の考案補助
3. 配属先職員や協力機関関係者への分析方法や結果の共有方法等に関する助言
4. 環境教育部門と協力し、得られた結果や知見の地域住民への普及と啓蒙活動
5. 過去に日本から寄付された機器(SHIMADZU製)の使用方法およびメンテナンス等の支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、事務用品、水質検査機器(免疫吸着測定法など)、フィールド調査用機器

4)配属先同僚及び活動対象者

・上司: 研究室長(男性、アグロフォレストリー技術者、研究室技術者として10年、同研究センターで12年の勤務経験)
・同僚: 研究室のスタッフ3名
・活動対象者: 協力機関関係者、地域住民

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)又はスペイン語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚への指導を含むため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への指導を含むため

[参考情報]:

 ・水環境・環境工学等の専門性が望ましい

 ・生物学系の大学卒であることが望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(8~23℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居はホームステイを基本とする。
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