要請番号(JL23323B12)
募集終了
2代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農牧食糧省
2)配属機関名(日本語)
農牧食料省トトニカパン県事務所
3)任地( トトニカパン県トトニカパン市 ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
農牧食糧省は全国各地に事務所を擁し、農牧業や農牧業従事者にかかる指導・監督を行っている。2012年に中央政府より発表された国家総合農村開発政策に基づき、同省は生活改善や農村開発などにかかる普及員を全国各市に配置し、小規模の各産業従事者を対象に、技術指導、栄養改善、衛生、収入向上等の講習会を実施している。各県事務所は各普及員に対する研修及び活動のモニタリングを実施している。2021年より前任の栄養士隊員が派遣されている他、2023年からは野菜栽培隊員も配属されている。また同配属先にはJICA研修員として2度にわたり日本で研修を受けた経験を持つ普及員も在籍している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
グアテマラは、中米諸国の中でも特に母子保健指標の改善が遅れており、5歳児未満の約半数が慢性栄養不良の状態にある。同配属先では、地域の女性グループを対象にした栄養研修や、小学校における食育、及びイベントなどで、作物の生産から消費までの重要性を理解させ、より栄養価に富んだ健康的な食事を広げるための啓発活動などを行っている。現在活動中の栄養士隊員は、自らの知見を同僚と共有しながら様々な取り組みを行っており、この活動を継続し、さらなる地域の栄養改善を目指すため本要請が出された。なお同県においては、2022年から4年間にわたりJICAの「プライマリ・ヘルス・ケアを通じた母子栄養改善プロジェクト」も行われており、プロジェクトとの連携も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と共に以下の活動を実施する。
1. 地域の女性グループを対象にした栄養講話やおよび料理レシピの作成・改善
2. 地域住民の食生活や栄養の実態調査
3. 小学校児童への食育、および教育省などが行う小学校給食プロジェクトとの連携
4. 他機関と連携した地域イベントへの参加
5. 同僚の生活改善普及員への知見伝授
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 農業技師(配属先上長、50代)、生活改善普及員
活動対象者:各市の生活改善普及員、地域の女性グループ、小学校児童及びその保護者、他機関のスタッフなど
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(栄養士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の教育水準に合わせるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:現場での指導力が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はホームステイを基本とする。
・プライマリ・ヘルス・ケアを通じた母子栄養改善プロジェクトの詳細はこちら