要請番号(JL23324A06)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農牧食糧省
2)配属機関名(日本語)
農牧食糧省ケツァルテナンゴ県事務所(サンマルティンチリベルデ市事務所)
3)任地( ケツァルテナンゴ県サンマルティンチリベルデ市 ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
農牧食糧省は全国各県に事務所を置き、農牧業従事者にかかる指導、監督を行っている。2012年に中央政府により発表された国家総合農村開発政策に基づき、生活改善や農村開発等を行う普及員を全国各市に配置し、普及員を通して小規模生産者を対象に、技術指導、栄養改善、衛生、収入向上等の講習会を実施している。現在ケツァルテナンゴ県事務所の管轄下には24市に約600の住民学習グループが存在し、72名の普及員が農業技術や生活改善技術の普及を実施している。同県には過去に多数の農業関連隊員が派遣されていたが、同市への隊員要請は初となる。他県の事務所では現在隊員5名(栄養士、土壌肥料、果樹栽培、野菜栽培)が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は同県の中心部から車で50分離れた標高2500メートルの町に位置し、人口約35000人のうち95%は農業従事者である。地域経済の発展に加え農業用水の確保にも課題を抱えている同地域において、配属先では現在、日本でSHEP(市場志向型農業振興)アプローチを学んだ帰国研修員を中心に、地域住民の生産性・収入の向上を目的とした様々な普及活動を行っている。農産物に加え、女性達が製作する手工芸品なども対象とし、普及員がコミュニティを巡回して生産から販売までにかかる各種研修を提供しているが、この度、地域住民のさらなる生産性・収入の向上や課題解決支援のため本要請が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と共に地域を巡回しながら以下の活動を行う。
1. 農業従事者を対象とし、生産性や収益性の向上を目指した提案や研修、販路開拓などを行う。
2. 手工芸品等の生産・販売を行う女性グループを対象とし、品質や収益性の向上を目指した提案や研修を行う。
3. 市場志向型農業振興(SHEP)の促進をサポートする。
4. (可能であれば)地域の農業用水に関する状況調査と課題解決策の提案を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、タブレット、プリンター、事務用品など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:プロジェクトコーディネーター(40代男性、SHEP帰国研修員)、普及員(男性1名、女性1名)
活動対象者:コミュニティ住民(農業従事者、手工芸品を生産する女性グループなど)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・地域社会を対象とする活動の経験
・営業や販促、商品開発の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はホームステイを基本とする。任地は高地にあり、巡回ではインフラ状況の良くない場所に行くこともある。
・農牧食糧省のHPはこちら
・SHEPについてはこちら