2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL23324A11)
募集終了

国名
グアテマラ
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2
外観 配属先内

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農牧食糧省

2)配属機関名(日本語)

農牧食糧省チキムラ県事務所

3)任地( チキムラ県チキムラ市 ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

農牧食糧省は全国各県に事務所を置き、農牧業従事者にかかる指導、監督を行っている。2012年に中央政府により発表された国家総合農村開発政策に基づき、生活改善や農村開発等を行う普及員を全国各市に配置し、普及員を通して小規模生産者を対象に、技術指導、栄養改善、衛生、収入向上等の講習会を実施している。現在チキムラ県事務所の管轄下には11市に358の住民学習グループが存在し、各市で普及員が農業技術や生活改善技術の普及を実施している。同県事務所からの隊員要請は初となるが、配属先には帰国研修員がいる。他県の事務所では現在、栄養士、土壌肥料、果樹栽培、野菜栽培の隊員が活動している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

グアテマラでは中米諸国の中でも特に母子保健指標の改善が遅れており、5歳児未満の約半数が慢性栄養不良の状態にある。そのため政府は学校給食プログラムに予算をつけ、学校で栄養バランスの整った食事を提供する支援をしている。農牧食糧省は本プログラム実施において様々な役割を担っているが、そのうちの一つに学校に農作物を販売する小規模農家の育成がある。しかし現状では大半の農家が自給用作物を栽培しており、組織的な販売網が整っていない他、乾燥地帯であることによる農作物の種類の少なさも課題となっている。この度、隊員の支援によって農家の組織化を進め、農作物の販売促進とともに地域経済の循環を図るため本要請が出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

隊員は配属先の同僚と共に、いくつかの市において以下の活動を行う。
1. 普及員や農業従事者に対して、小規模農家の組織化および組織力の強化に向けた支援を行う
2. 普及員や農業従事者に対して、市場へのアクセスやマーケティングに関する研修を行う
3. 販売作物を栽培する農家のエンパワメント、および起業したい農家への支援を行う
4. (できる範囲で)同地で栽培される作物の多様化に向けたアドバイスや支援を行う

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

・上司: 男性(農業技師、40代、帰国研修員)
・同僚:6名(30代~50代、農業技師、ソーシャルワーカーなど)
・活動対象者(予定):各市の農業普及員、農業従事者、学校関係者、保護者グループなど

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・グループ活動や組織運営の経験

 ・営業や販促、商品開発の経験

[参考情報]:

 ・SHEPアプローチの知識があると望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(18~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居はホームステイを基本とする。
・農牧食糧省のHPはこちら
・SHEPについてはこちら