2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL23324A15)
募集終了

国名
グアテマラ
職種コード 職種
C104 果樹栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2
オフィス入口 オフィス 活動風景 活動風景 活動風景

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農牧食糧省

2)配属機関名(日本語)

農牧食糧省ソロラ県事務所(サンタルシアウタトラン市事務所)

3)任地( ソロラ県サンタルシアウタトラン市 ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

農牧食糧省は全国各県に事務所を置き、農牧業従事者にかかる指導、監督を行っている。2012年に中央政府により発表された国家総合農村開発政策に基づき、生活改善や農村開発等にかかる普及員を全国各市に配置し、普及員を通して小規模各産業従事者を対象に、技術指導、栄養改善、衛生、収入向上等の講習会を実施している。サンタルシアウタトラン市事務所の管轄下には現在24の住民学習グループが存在し、普及員が農業技術や生活改善技術の伝搬を実施している。同配属先では2025年1月まで果樹栽培隊員が活動している他、ソロラ県事務所では土壌肥料、野菜栽培の隊員も現在活動している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

住民の9割以上が先住民である同市では、トウモロコシや豆などの主食の他、アボカド、レモン、モモなどの果樹も生産されている。近年アボカドは換金果樹として栽培数が増加しているが、それ以外の果樹は自家消費用にとどまるケースが多い。一方、政府主導の学校給食法では、公立学校の給食の材料の大半を地元の小規模農家から購入することが定められており、農牧食糧省は販売用作物を栽培する農家への支援も請け負っているが、販売用の高品質な作物の栽培技術をもつ普及員が不足している。現在は隊員1名が普及員や農家を支援しているが、今後も技術的な支援の継続を求め本要請がされた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

隊員は配属先の普及員と共に、主に以下の活動を行う。
1. 果樹農家を巡回し、現状の把握および作物の品質向上に向けた提案やアドバイスを行う
2. 整枝、剪定、摘果、土壌管理、施肥、病害虫対策など、一連の基礎的指導を行う
3. 学校に農作物を販売している小規模農家に対し、販売作物の多様化に向けた支援を行う
4. 普及員や住民学習グループのリーダーを対象とした各種研修の実施とモニタリングを行う

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机・椅子(共用)、剪定ノコギリ、秤。
鋤、ロープ、じょうろ、鎌などは苗木置場から、プロジェクターは市役所から借りることも可能。

4)配属先同僚及び活動対象者

・県事務所長(農業技師、50代、帰国研修員)
・支所同僚: 責任者(農業技師、コーディネーター、経験8年)、農業普及員(男性)、生活改善普及員(女性)
・活動対象者:農業従事者、住民学習グループのリーダー等

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:同僚の水準に合わせるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚の水準に合わせるため

[参考情報]:

 ・野菜栽培やボカシ肥料の知識もあると良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(7~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居はホームステイを基本とする。
・農牧食糧省のHPはこちら