要請番号(JL23324A16)
募集終了

・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務省
2)配属機関名(日本語)
国家文民警察
3)任地( グアテマラシティ ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
グアテマラでは1996年に内戦が終結し、和平合意が締結された。その際、国家警察と国境警備隊は廃止され、代わりに市民の安全保障を目的とする国家文民警察(PNC)が1997年に新設された。PNCは全国の27管区、343分署を管轄しており、42,000人の警察官を抱えている。2014年には社会包括的な治安改善を進めるため「統合的地域警察モデル」が承認され、防犯重視の治安改善への転換を目指している。現在、JICAの「地域警察プロジェクト」が行われている他、JICAの第三国研修、本邦研修の帰国研修員も多く在籍する。過去には警察学校施設において護身力強化のための柔道隊員が派遣されていた実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
グアテマラは現在、国内の治安向上、住民の警察へのイメージ改善、および警察官の意識改善を図り、JICAによる「地域警察プロジェクト」が行われている。本プロジェクトでは警察官の巡回支援の一環として2021年にバイク200台も供与され、これにより警察官による細やかなパトロールが可能となった。これらのバイクを含む全国の警察車両は全て首都の工場にて修理されており、ここでの1日の平均メンテナンス・修理数は車40台(バイク9台)にのぼる。現在は1人の整備士につき1日5~6台のメンテナンスが行われているが、整備技術の向上とさらなる効率化を図るべく本要請が出された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
隊員は警察内の自動車整備工場にて、主に以下の活動を行う。
1. 現場の状況にあった作業フローの改善、整備効率向上のための各種提案(5S運動など含む)
2. 工場の技術者や出張修理部隊の技術者を対象に、整備技術の伝授、研修、および改善点の共有
3. 工場内の作業動線や作業場の配置デザインの改善に関する提案
*ホンダ(XR-190/2021年製)、TMR250ccのバイクの他、トヨタのハイラックスの整備も行われている。
*整備工場では故障診断の他、板金修理や塗装等も行われている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
リフト(23台)、故障診断機(LAUNCH製X-431PAD)、タイヤチェンジャー、ホイールバランサー、汎用旋盤、ボール盤など
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先同僚:車両整備技術者(約30名、警察官。職業訓練庁の技術研修等を受けており、基本的な技術レベルを有している)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・工場の現場監督経験があると望ましい
・バイクの整備知識も望まれる
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(14~27℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)