要請番号(JL23324B02)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農牧食糧省
2)配属機関名(日本語)
農牧食糧省アルタベラパス県事務所
3)任地( アルタベラパス県コバン市 ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
農牧食糧省は全国各県に事務所を置き、農牧業従事者への指導、監督を行っている。2012年に中央政府により発表された国家総合農村開発政策に基づき、生活改善や農村開発等を行う普及員を全国各市に配置し、普及員を通して小規模生産者を対象に、技術指導、栄養改善、衛生、収入向上等の講習会を実施している。現在アルタベラパス県事務所の管轄下には17市に487の住民学習グループが存在し、88名の普及員が各市で農業技術や生活改善技術の普及を実施している。他県の事務所では現在、栄養士、果樹栽培、野菜栽培(2名)の隊員が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
アルタベラパス県では長年にわたり貧困や低栄養問題が続いており、野菜・果樹栽培は地域の社会経済の発展における重要な産業である。配属先では普及員を通して小規模農家や住民学習グループへの栽培技術および生産物販売に対する支援を行っている。しかし現状では、販売用の高品質な果樹栽培技術を熟知している農家や普及員が不足している他、品種改良された種や苗木が手に入りづらい、また苗木の育て方を知らない等の課題もある。そのため販売用の果樹栽培の技術向上および販売促進の必要性から本要請が出された。地域の主な果樹は、アボカド、レモン、バナナ、モモ、柑橘類、プラム、ライチ等が挙げられる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の普及員と協力し、5つのパイロット市において以下の活動を行う。
1. 巡回調査を通した果樹栽培の現状把握、および農家の販売状況の把握
2. 住民学習グループを対象とした、販売用の果樹の栽培に向けた支援、販売促進のための研修
3. 市が運営する5つの育苗施設での果樹の苗木導入サポート
4. 普及員を対象に、販売用の高品質な果樹の栽培方法に関する研修の企画・実施
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、プリンター、パソコン、事務用品、農具など
4)配属先同僚及び活動対象者
・事務所長(50代、男性)
・普及コーディネーター(30代、男性)
・活動対象者:各市の農業普及員、育苗施設の管理者、住民学習グループのメンバー、農家など
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:同僚に指導する立場にあるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚に指導する立場にあるため
[汎用経験]:
・施設栽培に関する知識や経験
[参考情報]:
・SHEPアプローチの知識があると望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(12~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はホームステイを基本とする。
・農牧食糧省のHPはこちら