要請番号(JL23324B03)
募集終了
2代目
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農牧食糧省
2)配属機関名(日本語)
農牧食糧省トトニカパン県事務所
3)任地( トトニカパン県トトニカパン市 ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
農牧食糧省は全国各県に事務所を置き、農牧業従事者への指導、監督を行っている。2012年に中央政府により発表された国家総合農村開発政策に基づき、生活改善や農村開発等を行う普及員を全国各市に配置し、普及員を通して小規模生産者を対象に、技術指導、栄養改善、衛生、収入向上等の講習会を実施している。現在トトニカパン県事務所の管轄下8市には358の住民学習グループが存在し、普及員たちが各市で農業技術や生活改善技術の普及を実施している。2024年時点で配属先には隊員2名(野菜栽培・栄養士)が配属されている他、帰国研修員も3名いる。県内4市の事務所には米国の平和部隊ボランティアも在籍中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同県では農業が主要産業の一つになっており、自家消費用および販売用の作物が栽培されている。他方、貧困率も高いため、低収入の家庭においては新鮮な野菜を購入できず低栄養問題も蔓延している。また近年では化学農薬の過剰使用よる土壌の劣化、地域の慣習の変化等による在来作物の栽培量減少などの課題もある。配属先では現在、野菜栽培隊員が普及員と共にトトニカパン市内を巡回し、野菜栽培や畜産に関するサポート、学校菜園の支援や食育、栄養・衛生に関する指導などを行っている。今後はさらに周辺の市にも支援を拡大し、農家や地域住民の生活の質と収入向上を図るべく本要請が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚普及員とともに県内4市のコミュニティを巡回し以下の活動を行う。
1. 各地域の家庭菜園にて栽培状況の調査、および栽培方法に関するアドバイス
2. 普及員たちとの間における、野菜栽培に関する幅広い知見の共有
3. 各地域のパイロット校の巡回を通した学校菜園の支援、栄養や衛生などに関する研修
4. 地域の伝統的な農法・栽培方法の体系化に関するサポート、および在来作物の栽培量回復の支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、インターネット、農具など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先上司: 男性(JICA帰国研修員/有機農業)
地域の農業技師・普及員: 42名(25歳~60歳)
活動対象者:地域の農家、住民学習グループ、学校関係者(児童・教師ほか)、コミュニティ関係者
*配属先にはSHEP(市場志向型農業振興)アプローチおよび生活改善の帰国研修員である職員も2名在籍
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚の水準に合わせるため
[参考情報]:
・有機農業や土壌再生の知見もあると望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はホームステイを基本とする。
・農牧食糧省のHPはこちら