2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL23324B13)
募集終了

国名
グアテマラ
職種コード 職種
G232 文化財保護
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
1年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3
配属先外観 配属先内観1(博物館) 配属先内観2(博物館) 配属先内観2(博物館) 配属先内観2(博物館)

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

大統領府企画庁

2)配属機関名(日本語)

イシュチェル民族衣装博物館

3)任地( グアテマラシティ ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は私立フランシスコ・マロキン大学構内に1974年に設立された、グアテマラ各地の先住民の民族衣装を数多く展示している博物館である。民族衣装の収集、記録、保護、展示、およびそれらを通した教育によって、マヤ系伝統文化の歴史や価値の伝播に努めている。運営は大学ではなく博物館が独自に行っており、過去には米国、スイス、スペイン、フィンランドからの資金援助も受けている。館内には伝統衣装の展示スペースに加え、図書室、多目的スペース、ショップ等も備えられており、多彩なテーマでのイベントも企画・開催している。専門知識を有する欧米からの短期ボランティアも受け入れている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では、19世紀から現在に至るまでにグアテマラ各地で伝統的手法によって制作されてきた民族衣装を8000近く保有している。現代でも各地ではその地のアイデンティティと結びついた民族衣装が先住民たちによって日常的に着用されているが、時代の移り変わりとともに好まれるデザインや色も変化し、すでに現在は新たに制作されていないものも多く存在する。他方、繊維素材、染料、媒染剤、汚れなどの有機物からなるこれらの伝統衣装は複雑な劣化メカニズムを有しており、館内で保管するには適切な処置・管理を必要とする。そのため現在収集されている伝統衣装の保存・管理状況を改善し、これらの文化財の価値を後世に残していくべく本要請が出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

隊員は同僚と協力して以下の活動を行う。
1. 館内に保管されている民族衣装の現状把握
2. それぞれの民族衣装に関する情報管理の支援(ラベル管理含む)
3. 民族衣装の保管の際の適切な包装方法に関する助言、および作業のサポート
4. 文化財保護の視点における、民族衣装の適切な展示方法に関する助言、および展示作業のサポート

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、インターネット、PC、プリンター、生地の保護に必要なもの一式

4)配属先同僚及び活動対象者

・配属先上司:女性(50代)
・同僚:5名(20代~50代)グラフィックデザイン、美術史、民族衣装、ファッション、文化人類学、写真、文化財保護等に関する知見を持つチーム

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)又はスペイン語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(学芸員)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への助言のため

[参考情報]:

 ・生地や文化財等の修復や保管の経験必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居はホームステイを基本とするが、アパートなどの可能性もある。
・配属先のHPはこちら