要請番号(JL23325A04)

・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ウスパンタン市保健センター
3)任地( キチェ県ウスパンタン市 ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は人口約75,000人を擁し先住民率の高いウスパンタン市の住民を対象とした保健センターで、 医師1名と 看護師5名が在籍し、一般診療、予防啓発、予防接種、地域巡回指導、伝統的産婆への研修などを行っている。診療時間は午前8時から午後4時半までであるが、近隣には24時間診療の病院もある。市内には保健センターに加え、保健ポストが10箇所設置されている。同市では過去にJICA技術協力プロジェクト「妊産婦と子どもの健康・栄養改善プロジェクト(2016年~2021年)」が実施された他、2020年3月までJICA海外協力隊(助産師)が活動した。現在は米国平和部隊ボランティア(栄養士)が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
キチェ県ではアクセス上の問題等で医療機関を利用する習慣が根付いておらず、自宅での出産が約80%と、全国平均の約50%を大きく上回る。また貧困や男尊女卑、教育を受ける環境の有無といった複合的な要素が合わさり、多産や若年妊娠、妊婦の健康状態への理解不足等が課題となっている。同市では周産期死亡率、および新生児死亡率が高いものの、文化的に病院への拒否感や不信感を示す女性も未だ多く存在している。今後は隊員が地域の医療関係者や伝統的産婆と提携して産科知識や技術を共有することで、妊産褥婦や新生児の死亡率の削減やリプロダクティブヘルス教育のさらなる向上を図るため本要請が出された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の同僚とともに以下の活動を行う。
1.医療関係者や伝統的産婆に対する産科知識の研修の企画・実施
2.妊婦健診への同行、およびニーズに基づいた支援
3.病院出産、および自宅出産の際の分娩への同行、およびニーズに基づいた支援
4.(可能な範囲で) 妊婦健診の際、医療従事者に対する超音波診断の助言
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机、椅子、インターネット、PC、プリンター等
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先上司:看護師(男性、30代、経験年数10年)
・カウンターパート:看護師(女性、30代、経験年数12年)
・同僚:12名(医師、看護師、看護助手、コミュニティ巡回担当など)
・活動対象者:地域の妊産婦、出産年齢にある女性、医療関係者、伝統的産婆
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚のレベルに合わせるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~27℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はホームステイを基本とする。
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