要請番号(JL23325A14)



・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働社会保障省
2)配属機関名(日本語)
職業訓練庁(インテカップ)ケツァルテナンゴ校
3)任地( ケツァルテナンゴ県ケツァルテナンゴ市 ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
職業訓練庁は地方に出向機関を有した国の機関であり、運営資金を独自で賄っている。組織の目的は、職業人の育成と訓練を行い、民間企業の生産性向上と国の発展に寄与することである。官民双方の協力で運営され、農牧・工業、商業・サービス分野での研修を実施している。国内に28箇所の技術向上センターと5箇所の地方支所がある。1989年から西部や首都などの技術向上センターに冷凍機器、品質管理、美容師、自動車整備などの隊員を派遣しており、長期・短期を含め20名の派遣実績がある。ケツァルテナンゴ校は西部地域に位置し国内2番目に大きな規模を誇る。2024年度の帰国研修員(職業訓練機関での訓練管理の強化)が1名在籍する。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先が所在するケツァルテナンゴ市は全国でも最も高い起業率を誇っている。そのため、同校では2019年より起業支援の一環としてMakerSpaceと呼ぶ学校独自の起業家育成メソッドを作成し、一部の研修生に対して課程の中で週2時間の授業時間を設けている。また、校内に全コースの学生が横断的に利用可能な共同作業スペースを有し、各学生が時間外にイノベーション性の高い活動を行う支援を実施している。隊員には本メソッドに対する助言や内容改善、評価が求められており、スペースの利用率向上や、商業科、工業科、電気科、建築科の各20%の学生が参加できるアクションプランの企画・実施支援を行うことを目指し本要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
隊員は同僚とともに現地の実情に合った形で以下の活動を実施する。
1. 起業家育成メソッドに対する助言、内容改善、評価に関する支援を行う。
2. 本メソッドを利用した授業に参加し、講師の授業補助や助言を行う。
3. 共同スペースの内外部利用者をより多く獲得するためのコンサルテーションを行う。
4. 共同スペースを利用し、地域の若手起業家に対し、経営管理に関する研修を企画・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、PC、プリンター、事務用品一式、3Dプリンター3台、電気回路学習機器(共同スペース内)
4)配属先同僚及び活動対象者
・同僚: 電気科講師(女性40代)
上司:研修マネージャー(男性40代、帰国研修員)
・活動対象者:
講師約20名(20代から50代)、研修生(約300名、10代から50代、主に商業科、工業科、電気科、建築科)、卒業した若手起業家
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)政治・経済学 備考:経営の専門知識が必要
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく助言が求められるため
(指導経験)3年以上 備考:同僚への助言が求められるため
[参考情報]:
・キャリアコンサルタント資格があれば尚良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はホームステイを基本とする。
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