要請番号(JL23918A03)
募集終了
4代目
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
バジェ県教育事務所
3)任地( バジェ県ナカオメ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
バジェ県教育事務所は、「財務」「人材能力」「調達」「教育サービス」「企画」「カリキュラム・評価」「教育制度」の7つの局からなり、県内19市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている。同事務所には40名のスタッフが在籍しており、教員研修を担当する 「カリキュラム・評価局」には3名のスタッフが配属されている。政府からの予算は人件費のみで、教員研修等の活動のための経費は予算化されていない。なお、バジェ県には現在、基礎教育第3サイクル(日本の中学校課程に相当)を擁する公立学校が94校登録されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の基礎教育第3サイクルは、高い留年率(約4.4%)と中退率(約8.7%)が問題となっており、その原因のひとつに数学の成績が進級の基準に達しないことがあげられている。このような状況下、2003-2011年に「算数指導力向上プロジェクト」が実施され、第1・第2サイクル(日本の小学校課程に相当)の算数指導法の改善が図られたが、その際、JICA専門家の協力によって第3サイクルの数学教科書と教師用指導書が作成された。これらの教科書と指導書は米州開発銀行等の支援により一部地域に配布されたが、指導書の使用方法が教師に十分理解されておらず、有効に活用されていない。2015年11月から開始された「数学指導力向上プロジェクト」では、第3サイクルの数学教科書と教師用指導書の改訂が行われており、現在前任者である数学教育の青年海外協力隊(2016年度4次隊)が活動中。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 地域のモデル校(2-3校)の数学授業を観察しながら、教員に対して、生徒主体の授業の教授方法についてアドバイスを行う。
2. 県、地域教育事務所が実施する教員研修会の質的向上のため、授業研究について、指導・助言する。。
3. 算数・数学分野の他ボランティアと連携し、「共通学力テスト」、「単元テスト」の実施と結果分析、全国教員研修会の開催支援等を行う。
3. 地域モデル校や教師研修等において、「数学指導力向上プロジェクト(PROMETAM3)」で作成された教師用指導書を用いた授業の実施を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
なし。(定規、分度器、コンパス等の教材は学校に常備されていない)
4)配属先同僚及び活動対象者
県教育事務所カリキュラム・評価局スタッフ(30-50代)
活動校校長(40-50代)
数学教員(30-40代)
生徒(13-15歳)
活動の中心となるモデル校では1クラス約35名の生徒が在籍している。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(20~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)