要請番号(JL23919B01)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
フランシスコ・モラサン県教育事務所
3)任地( フランシスコ・モラサン県バジェ・デ・アンヘレス市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フランシスコ・モラサン県教育事務所は、県内28市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている機関で、「財務」「人材能力」「調達」「教育サービス」「企画」「カリキュラム・評価」「教育制度」の7つの局から成る。同事務所には120名のスタッフが在籍しており、教員研修を担当する 「カリキュラム・評価局」には5名のスタッフが配属されている。エクトール・バジャダレス・メディナ中高校は1986年に創立された公立学校で、基礎科(日本の中学校1年生~3年生に該当)と高等科(日本の高校1年生~3年生に該当)を擁し、生徒数は約984名、教員65名の規模である。同校へのJICA海外協力隊派遣は今回が始めて。
【要請概要】
1)要請理由・背景
活動校となるエクトール・バジャダレス・メディナ中高校の基礎科には家政科、金属加工科、木工科、農業科があり約500名の生徒が在籍し、午前と午後の2部制に分かれ授業を受けている。音楽は基礎科の全生徒の必修科目となり、2名の音楽教員が週1回2時間の授業を実施している。ホンジュラスの小学校では音楽を専門とする教員は配置されず、音楽授業を行っている学校はごく僅かで児童が音楽に触れる機会は少ない。その様な状況下、生徒は基礎科に入学する時点では楽器や楽譜等に関する基礎的な知識が殆どない状態でスタートするため、授業は極めて基礎的な内容からはじめている。今回隊員は音楽教員に対し音楽授業改善のための助言、生徒の音楽への興味を引き出す授業の提案を行う。また、クラブ活動の鼓笛隊・アンサンブルへの直接指導及び校内、地域での演奏イベント企画・実施することが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
活動校の音楽担当教員2名と協力し、主に以下の活動を行う。
1.音楽の授業を観察しながら,授業改善のための助言、提案を行う。
2.各学年のレベルに沿った授業案の作成を支援する。
3.クラブ活動(週3回の練習)の鼓笛隊・アンサンブルへの技術指導を行う。
4.学校長、音楽担当教員と協力し、校内、地域での上記クラブ活動の演奏イベントを企画、実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
音楽の授業ではリーコーダーを使用。鼓笛隊、アンサンブルではサックス、トロンボーン、トランペット、クラリネット、バスドラム、スネアドラム、ギロ、シンバル、電子ピアノ、ギター、タンバリンを使用。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
市教育事務所長 男性(40代)
市教育事務所スタッフ 男性2名女性3名計5名(20代~40代)
活動対象者:
学校長 女性(40代)
音楽教員 男性2名(50代)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(音楽))
(教育学部で音楽や音楽教育を専攻)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
赴任後6ケ月間は原則ホームステイとする。