要請番号(JL23919B03)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
フランシスコ・モラサン県教育事務所
3)任地( フランシスコ・モラサン県サバナ・グランデ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フランシスコ・モラサン県教育事務所は、県内28市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている機関で、「財務」「人材能力」「調達」「教育サービス」「企画」「カリキュラム・評価」「教育制度」の7つの局から成る。同事務所には120名のスタッフが在籍しており、インクルージブ教育を担当する 「教育制度課」には10名のスタッフが配属されている。サバナ・グランデ市フランシスコ・モラサン小学校は1915年に創立された公立学校で、生徒数は約500名、教員22名の規模である。2019年5月現在フランシスコ・モラサン県教育事務所には1名のJICA海外協力隊が派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フランシスコ・モラサン小中学校は、インクルーシブ教育の県内唯一のパイロット校として学習障害、ダウン症、脳性まひ、重複障害の6歳~12歳の児童30名を普通学級に在籍させ、普通学級のクラスメイトとの遊びや工作活動を推進し、児童同士の理解を促しつつ、読み書きや生活の訓練等を特別支援学級で行っている。同校では地域の教員に対し障害児指導の助言を行い、インターンを受け入れ、研修会を実施することで、子供の特性に応じた授業・指導法の改善を目指しているが、特別支援学級の教員1名のみで定期的に研修会を行えていない状況である。その様な状況下、隊員は特別支援学級で指導方法や教材・教具作成について支援・提案を行い、地域の教員を対象に障害児理解や指導方法の改善について研修会を実施することが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
サバナ・グランデ市教育事務所スタッフ、特別支援学級の教員と協力しながら以下の活動を行う。
1.特別支援学級の授業を観察し、教材・教具作成の提案、学級経営の改善支援を行う。
2.サバナ・グランデ市内の障害児が在籍する普通学級を巡回し教員へ対し学習環境や子供の特性に応じた指導方法改善のための助言や提案を行う。
3.サバナ・グランデ市内の普通学級の教員に対し、障害児理解、子供の特性に応じた指導方法に関する研修会を計画、実施する。
4.地域住民の障害児への理解を促すための作品発表会やイベントを企画・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プロジェクター、プリンター、事務机
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
市教育事務所長(40代)
市教育事務所スタッフ5名(20代~40代)
活動対象者:
活動校校長 男性(50代)
特別支援学級教員 女性(50代) 障害児への指導経験20年)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴と同等とするため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教員への助言を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
赴任後6ケ月間は原則ホームステイとする。