2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL23919B09)
募集終了

国名
ホンジュラス
職種コード 職種
H107 助産師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

エル・パライソ県保健事務所(テウパセンティ市保健所)

3)任地( エル・パライソ県テウパセンティ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

テウパセンティ市保健所は県内96の保健所(第1次医療機関)施設の内26の有医保健所の一つで、一般外来(内科、小児科、婦人科、歯科)、妊婦、新生児健診等を行っている。同県では2006年7月-2011年7月までの5年間、青年海外協力隊(JV)派遣プログラム「母子保健の改善に向けた地域保健機能強化」が実施され、任地を含む県内各市に保健師、助産師、栄養士等の隊員が派遣された。2013年4月-2018年4月までエル・パライソ県とレンピーラ県を対象にした技術協力プロジェクト「『国家保健モデル』に基づくプライマリーヘルスケア体制強化プロジェクト」が実施された。現在助産師隊員(2017-3次隊)が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ホンジュラスでは医療施設へのアクセスの悪さなどから定期健診に通うことが困難な妊婦も多く、特に同県は全国的にも妊婦や乳幼児の死亡率が高くなっている。改善のためには、医療施設の周知、妊産婦への知識普及、保健に関する啓発の必要性があることから、歴代の助産師、看護師JVは様々な啓発活動(両親学級、手洗指導、産婆教育、若年妊娠対策、ホンジュラス人保健ボランティアの強化等)を実施して支援を行ってきたが、継続した支援が必要な状況にあること、また、2018年4月に終了した上記技術協力プロジェクトの成果の定着を目的としたフォローアップ求められていることから、本件要請が出された。同県他市にも助産師、保健師隊員が継続派遣されており、連携した協力も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の医師、看護師等と協力しながら以下の活動を行う。
1.来院する妊婦を対象に母親学級を通して出産に必要な正しい知識や技術についての指導を行う。
2.市役所や、NGO団体と連携して、妊婦・新生児健診受診率の向上に向けた活動の計画、実施の支援を行う。
3.配属先のスタッフ(看護師、研修医)に対して、研修や臨床を通して産科超音波診断に関する知識と使用技術についての指導を行う。
4.市内の小・中高校の生徒に対して、講義や保健だよりの発行等を通して、正しい健康管理、性教育について啓発活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

携帯超音波診断装置1台(FUJIKIN LSMUSP301)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:保健所長(医師・内科、女性、40歳代)、歯科医師1名、看護師2名、准看護師8名、保健推進員1名、検査技師1名。

活動対象者:医師及び看護師、妊産婦、褥婦、小・中・高校生。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(助産師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:医療従事者への指導を行うため

[参考情報]:

 ・産科超音波診断に関する知識と使用経験。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

赴任後6ケ月間は原則ホームステイとする。