要請番号(JL23919B13)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
人権・司法・統治・地方分権化省
2)配属機関名(日本語)
ユスカラン市役所
3)任地( エル・パライソ県ユスカラン市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ユスカラン市はホンジュラス東部のエル・パライソ県の県庁所在地で、人口は約1万4千名。同市役所には、環境ユニットの他、納税課、土地台帳課、法務課、会計課、女性課が設置されている。ボランティア所属予定の環境ユニットには2名の職員が配置されており、中小企業や小規模農家に対する自然環境影響指導、森林の不法伐採やごみの不法投棄の管理、ゴミの収集事業等を行っている。市の年間予算は1,582万レンピーラ(約7,910万円)で、環境ユニットの予算は年間31万レンピーラ(約155万円)。現在、JICA海外協力隊(環境教育・2017-2次隊)が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ホンジュラス国政府は2010年1月に7つの重点セクターからなる「気候変動国家戦略」を策定し、「森林保全と生物多様性」への取り組みを強化している。国内10の生物回廊のうち、南部に位置する「ラ・ウニオン生物回廊」を対象として、JICAの技術協力プロジェクト「ラ・ウニオン生物回廊管理プロジェクト」が2016年1月より開始され、生物多様性の保全と生物回廊の管理に関するホンジュラス政府の能力強化を目指して活動を行っている。(2021年12月までの5年間)
任地のユスカラン市は、同プロジェクトのパイロット地域であることから、コミュニティの自然保護意識向上への支援を行うため、2017年9月に初代の隊員(環境教育・2017-2次隊)が活動しており、同協力・支援の継続を求めて本要請が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先ユスカラン市役所環境ユニットスタッフ、女性課スタッフと連携しながら、以下の活動を実施する。
1. 環境保護に関する講習会、キャンペーン等の開催を通し、森林保全、生物多様性の理解促進を図り、地域住民の環境保護、ゴミ問題の意識向上のための支援を行う。
2. 市内の教育機関(小中学校)を巡回し、環境保全やゴミ問題について授業等を通して、教師、生徒の環境保護の意識向上のための支援を行う。
3. 女性課のスタッフと協力し、女性の収入向上を目的としたリサイクル商品(雑誌を利用したブレスレット等)の開発や販路開拓の支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子等、執務に必要な設備。
4)配属先同僚及び活動対象者
環境ユニット同僚2名(男性2名、年齢40歳代・20歳代、環境ユニットおける経験9年・3年)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:教員等への指導が必要なため。
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・環境関連活動、広報、営業、企画等の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
赴任後6ケ月間は原則ホームステイとする。