要請番号(JL23919B14)
募集終了
3代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
レパエラ市母子保健センター
3)任地( レンピーラ県レパエラ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
レパエラ市母子保健センターは、2012年に設置された、24時間体制で普通分娩を扱っている出産施設である。また、遠方に住む妊婦が出産待機のために宿泊できる「妊婦の家」が併設されており、利用者(滞在日数5~20日)への産前健診を行っている。月間平均分娩数は約40件。同市は、無償協力案件「レンピラ県及びエルパライソ県母子保健医療診療サービス整備質の向上計画」の対象市であり、同センター隣接地にポリクリニックが2019年3月に開業する予定。2013年4月~2018年3月の間、同県において、技術協力プロジェクト「『国家保健モデル』に基づくプライマリーヘルスケア体制強化プロジェクト」が実施されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
レンピーラ県は先住民居住率及び貧困率が高い地域であり、特に村落部では医療アクセスへの悪さや、知識不足から妊産婦、乳幼児の死亡率が高く、母子保健の強化が急務となっている。配属先に併設されている妊婦の家は、村落部の妊婦の施設分娩促進を目的に設置された無料の分娩待機施設で、利用者の多くは貧困層であり、妊娠・出産に関する知識は低い。安全な出産のためには、妊婦への健康管理・保健指導の必要性が高く、妊婦指導ができる隊員が求められている。また、妊婦や家族への家族計画指導、及び市内の保健所に設置されている超音波診断装置(ポータブル型)利用についての支援も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
母子保健センターのスタッフと協力し、来院患者、妊婦の家を利用する妊婦に対して以下の活動を行う。
1.センターに来院する妊婦に対し、健康管理・保健指導を行う。
2.妊婦の家を利用する妊婦を対象に保健指導を企画するとともに、実施の支援を行う。
3.配属先の看護師に対し、妊婦指導の研修を実施し定着を図る。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
超音波診断装置(FUJIKIN LSMUSP301)。机、椅子等執務に必要な設備。
4)配属先同僚及び活動対象者
医師常勤1名(女性)。非常勤医師1名(女性)。
看護師1名(女性、実務経験3年以上)、准看護師6名(女性、実務経験1~3年)。
看護学生数名(女性・但し6ヵ月の実習期間のみ)。
妊婦の家利用者月平均5~10名程度。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:医療関係者への指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
赴任後6ケ月間は原則ホームステイとする。