要請番号(JL23919B15)
募集終了
4代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
レンピーラ県保健事務所
3)任地( レンピーラ県グラシアス市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
レンピーラ県保健事務所はレンピーラ県内(人口約35万人)の医療施設を管轄する県の保健行政機関である。県内には公立病院1か所、第一次医療施設に当たる保健所106か所、及び母子クリニックと呼ばれる普通分娩施設が7か所あり、ボランティアが所属する管理支援課では、保健所及び母子クリニックの監督・指導を担っている。同県は2013年4月から2018年3月まで、プライマリーヘルスケアの導入を目的にJICA技術協力プロジェクト「『国家保健モデル』に基づくプライマリーヘルスケア体制強化プロジェクト」が実施されている。現在、JICA海外協力隊(助産師・2017年2次隊)が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
レンピーラ県は先住民の居住率及び貧困率が高い地域で、特に村落部においては医療アクセスの悪さや、知識の不足から妊産婦、乳幼児の死亡率が高く、母子保健の強化が急務となっている。上記JICA技術協力プロジェクトでは、プライマリーヘルスケア実践に必要なガイドライン、マニュアルの作成、関係者への研修を実施し治療重視の保健医療システムから予防・プロモーションにも重点を置いた包括的な取り組みへの協力を実施してきたが、これまで治療中心の管理体制であったことから、予防に重点を置いた啓発活動の手法や知識が十分ではないため、支援の継続を求めて本要請が出された。隊員には、プロジェクトで導入されたマニュアルや研修内容を、管轄地域の保健所へ普及、促進することも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.配属先が企画する県内の医療従事者を対象にした研修会の教材作りや実施を支援する。
2.市内の医療施設において、妊産婦を対象にした健康教育・啓発活動の実施を支援する。
3.市内の教育機関等において、思春期妊娠対策のための講習会の企画・実施を支援する。
4.地域保健チーム活動の支援をする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、パソコン(共有)、プリンター、プロジェクター。
4)配属先同僚及び活動対象者
保健所長(医師、男性)
所属課同僚:医師2名、看護師2名、秘書1名(全員女性、20~40代)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:医療関係者への指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
赴任後6ケ月間は原則ホームステイとする。