要請番号(JL23919B19)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
フランシスコ・モラサン県教育事務所
3)任地( フランシスコ・モラサン県サバナグランデ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フランシスコ・モラサン県教育事務所は、県内28市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている機関で、同事務所には120名のスタッフが在籍しており、教員研修を担当する 「カリキュラム・評価局」には5名のスタッフが配属されている。政府からの予算は人件費のみで、教員研修等の活動のための安定的な予算は確保されていない。派遣予定のフランシスコ・モラサン中高校は1962年に創立された公立学校で、基礎科(日本の中学校1年生~3年生に該当)と高等科(日本の高校1年生~3年生に該当)を擁し、生徒数は約800名、教師26名の規模である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
活動校のフランシスコ・モラサン中高校の基礎科には家政科、金属加工科、木工科、農業科があり、高等科には農業科、金属加工科、情報技術科がある。家政科では教師4名が約140名の生徒に対し洋裁、調理、製菓、食品栄養等の授業を実施している。任地の主な産業は農業であるが収入は少なく失業者も多い。同学校では卒業生が企業をすることで、安定した収入が得られるように地場産品(野菜、果物、牛乳、肉)を原料にした食品加工に力を入れている。JICA海外協力隊は主に家政科の教員と活動を行うが、高等科の農業科の教員や生徒に対しての食品加工指導を行うことも期待されている。授業に使用する教材、教材が揃っていない環境での活動となることから、授業を展開するための創意工夫が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.地元で生産された野菜、果物、牛乳を利用した食品加工(ジャム、ピクルス、砂糖漬け等)の実習を観察し、同僚教員、生徒に対して技術的な支援を行う。
2.農業科の教員に対して食品加工の理論と技術に関する研修会を行う。
3.地元の生産物を材料にした新製品開発の助言を同僚教員、生徒に対して行う。
4.学校や市が主催する地場産品販売促進イベントの企画、開催支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
作業台、冷蔵庫、ガスコンロ、オーブン、ミキサー、電子レンジ、手動肉挽き器、机、椅子等執務に必要な設備。
4)配属先同僚及び活動対象者
県教育事務所スタッフ(30代~50代)
家庭科教員4名(40代~50代)勤続年数約20年
農業科教員4名(30代~50代)
家庭科生徒140名(12歳~15歳)
農業科生徒150名(15歳~18歳)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的な内容の指導に必要
[参考情報]:
・食品加工の理論と技術を有する事が望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
赴任後6ケ月間は原則ホームステイとする。