要請番号(JL23919B21)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
フランシスコ・モラサン県教育事務所
3)任地( フランシスコ・モラサン県サバナグランデ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フランシスコ・モラサン県教育事務所は、県内28市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている機関で、同事務所には120名のスタッフが在籍しており、教員研修を担当する 「カリキュラム・評価局」には5名のスタッフが配属されている。政府からの予算は人件費のみで、教員研修等の活動のための安定的な予算は確保されていない。派遣予定のフランシスコ・モラサン中高校は1962年に創立された公立学校で、基礎科(日本の中学校1年生~3年生に該当)と高等科(日本の高校1年生~3年生に該当)を擁し、生徒数は約800名、教師26名の規模である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
活動校のフランシスコ・モラサン中高校の基礎科には家政科、金属加工科、木工科、農業科があり、高等科には、情報技術科、農業科、金属加工科がある。情報技術科では3名の教員が勤務しており、生徒160名を午前と午後の2グループに分けて授業を実施している。ホンジュラスでは情報技術指導者の不足から、小中学校にてコンピューターの授業はあるが、英語や数学の教員が授業兼任し、ゲームやOFFICEの基本的な使い方中心の授業を行っている。その様な状況下、生徒は情報技術科に入学する時点ではコンピューターやネットワークについての基本的知識が殆どない状態でスタートし、プログラミング技術を苦手とする生徒が多い。生徒の実践的技術の習得のために授業内容を改善し、充実させていくことを目的とし、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.プログラミング技術(Visual Basic、JAVA、HTML)の授業を観察し、同僚教員、生徒に対して技術的な支援を行う。
2.教員からのニーズに応じて知識をアップデートするための助言を行う。
3.授業で使用するテキストや副教材の作成を支援する。
4.PCルーム環境整備及びPCの保守のための助言を行う。
(可能であれば、.WEBページ作成(Dreamweaver、Fireworks、FLASH使用)の授業についても同僚教員や生徒に対し技術的な支援を行う。)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピュータールーム2部屋(うち1部屋インタ-ネット有)、デスクトップPC43台(HP、DELL、COMPAQ)、OS(WINDOWS7、10)アプリケーション(OFFICE2010、2013)
4)配属先同僚及び活動対象者
県教育事務所スタッフ(30代~50代)
情報技術科教員3名(30代~40代)勤続年数10年~12年
情報技術科生徒160名(15歳~18歳)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)情報学 備考:教員への指導を行うため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的な内容の指導に必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
赴任後6ケ月間は原則ホームステイとする。