要請番号(JL23921A05)
募集終了
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
フランシスコ・モラサン県教育事務所
3)任地( フランシスコモラサン県グアイマカ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フランシスコ・モラサン県教育事務所は、県内28市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている機関で、「財務」「人材能力」「調達」「教育サービス」「企画」「カリキュラム・評価」「教育制度」の7つの局から成る。同事務所には120名のスタッフが在籍しており、教員研修を担当する 「カリキュラム・評価局」には5名のスタッフが配属されている。グアイマカ中高校は1986年に創立された公立学校で、基礎科(日本の中学校1年生~3年生に該当)と高等科(日本の高校1年生~3年生に該当)を擁し、生徒数は約960名、教員62名の規模である。同校への隊員の派遣は今回が初めて。
【要請概要】
1)要請理由・背景
活動校のグアイマカ中高校の高等科には普通科、商業科、エコロジー・環境科があり、エコロジー・環境科には65名の生徒が在籍し、7名の教員が同科で授業を実施している。生徒の保護者の多くは地場産業であるコーヒー農園や林業、酪農に携わり、卒業後は農業系の大学に進む生徒も多い。同科はホンジュラスにある唯一の環境に特化した学科であるが、担当教員は農業を専門とし、環境教育に関する知識に乏しい。隊員は環境学や植物学、エコツーリズム、動物学等の授業で環境教育を取り入れ、生徒の興味を引きだす授業の提案を行う。また、3年生で必修となる生徒自身が計画・実施する環境プロジェクトへの直接指導や、校内、地域における環境イベントの企画・実施が求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
活動校のエコロジー・環境科教員7名と協力し、主に以下の活動を行う。
1.環境学、植物学、エコツーリズム、土地の保全、動物学の授業の中で隊員が得意とする分野について指導方法改善のための助言や提案を行う。
2.環境教育手法、教材作成、ネイチャーゲーム等を学ぶためのワークショップを教員、生徒を対象に計画・実施する。
3.教員、生徒と共にグアイマカ市内のゴミのポイ捨て防止、分別、リサイクルを促進するキャンペーンを計画・実施する。
4.3年生で必修となる環境プロジェクトの計画・実施を支援する。
5.校内、地域における環境イベントを企画・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プロジェクター、プリンター、事務机、実験室、家庭菜園
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
市教育事務所長 女性(40代)
市教育事務所スタッフ 女性4名(20代~50代)
活動対象者:
活動校校長 男性(50代)
エコロジー・環境科教員7名 男性2名女性5名(20代~50代)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴と同等とするため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的活動が求められるため
[参考情報]:
・環境関連活動、広報、営業、企画等の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)