要請番号(JL23922A09)
募集終了
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務司法地方分権省
2)配属機関名(日本語)
ネリー・スヤパ・サントス障害者支援財団リハビリテーションセンター
NGO
3)任地( ラ・パス県チナクラ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ネリー・スヤパ・サントス障害者支援財団リハビリテーションセンターは、チナクラ市周辺の低所得者層の患者に対してリハビリを提供するための通院施設として2016年に設立され、小児から老人まで様々な患者の治療を無料で行っている。隣接するマルカラ市からの患者も多く、1日の平均患者数は約30名。患者の状態や、山間部に住むため交通費が払えない等の理由により来院できない患者に対しては訪問治療も行っている。運営資金は政府からの補助金及び、国内の個人、団体からの寄付金によって賄われている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先はチナクラ市やマルカラ市、周辺の農村部の患者を中心に無料で治療を行っている。対象疾患は整形外科疾患、中枢・末梢神経疾患、小児疾患など多岐に渡り、患者の中心は成人から高齢者である。治療は医師の指示内容と運動療法士の経験知をもとに行われているが、理学療法の知識、経験不足から患者の症状に即した適切な治療が行われていないことも多い。そのため、実際に患者の運動、理学療法を施術している運動療法士の知識と技術の向上を求めて本要請が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 配属先運動療法士に対し、患者の状態に即した治療技術の紹介、助言及び機材の使用方法についての支援を行う。
2. 配属先の運動療法士に対する講習会の実施、必要に応じて臨床現場での助言を行う。
3. 配属先の医師やスタッフと協力してリハビリテーションプログラムの改善・見直しの支援を行う。
4. 患者家族に対し、家庭でできるリハビリ訓練について技術的な支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
超音波治療器、電気治療機器、温熱療法機器、車椅子等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:医師1名(一般医)、運動療法士3名(女性、20歳代、経験3~4年)、心理士1名(女性、20歳代)、事務局長1名(男性、50歳代)。
活動対象者:小児~成人に至るまでの患者
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:運動療法士に指導するため。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
原則ホームステイとする。但し、現地事情により一人暮らしとなる可能性もある。